沖縄旅行記(中編)
小説を読んだり映画を観る
この行為の最大の理由は
『新しい価値観に触れたいから』
新しい価値観を知ると
今迄の自分自身の一部が破壊され
新しい自分が創造される感覚を覚え
その実感が堪らなく快感で楽しい
小説や映画は擬似体験だが
リアルに体感できる行為もある
それは『旅』
旅は《破壊〜創造》を
生身で体感することができる行為です
沖縄旅行記の続きです
朝。
人通りの少ない国際通りを散歩
知らない街の静かな朝の散歩は気持ちいい
夜までにぎやかだった商店街のシャッターが閉まった
まだ眠っている感じも好きです
朝ごはん
お目当てのお店に立ち寄り
スパムおにぎり。
これも食べたかった名物
沖縄の食べ物はボリュームがある印象です
近くの公園に座り清々しい朝食。
のどかで平穏な時間。
こういう平穏な時間を
幸せって呼ぶんですかね。
さんぴん茶との相性もバッチリでした
今回の旅は楽しむ事が大前提でしたが
戦争を少しでも近くに感じるという
目的もありました
第二次世界大戦の事や
太平洋戦争の事を映画を観たり
調べたりして沖縄へ行きました
南風原文化センター。
沖縄戦の歴史や文化などの資料が展開
ここの展示品や演出には戦争の残虐性が
ストレートに剥き出しに展示されており
感慨深い気持ちになった
個人的な意見ですが戦争を表現するのに
エンターテイメント性はいらない
残酷でグロくてもそのままの悲惨な歴史を
リアルに描くべきだと思う
そして見た人が戦争なんて愚かな行為は
二度と起こしてはいけないと
思わせなければいけないと思う
ここの資料館はそんな見応えがありました
移動。
ガイドさんが付いてくれ解説してくれた
(要予約)
ヘルメットを被り懐中電灯を持って号へ。
ここも貴重な体験ができた
戦時中にツルハシで穴を掘り病院を作る
重症患者がすし詰め状態だったらしい
暗くて狭い。
医師が治療で手や足を切断していたらしく
糞尿も含めて
臭いも強烈だったみたいです
当時ひめゆり学徒隊の女生徒が劣悪な環境の中
負傷した兵隊を看病していたと考えると悲しくなった
そしてここへも行ってきた↓
ひめゆりの塔。慰霊碑
彼女たちの人生を考えたら言葉にならなかった
移動。
知念岬
沖縄にはたくさんの見晴らしの良い岬がある
風が心地よかったです
移動。
なんかの聖地みたいです
何度も資料を読んで理解しようとしましたが
なんの聖地なのかはわかりませんでした
とにかく世界遺産でなんかの聖地みたいです
入場料を払ってまで行く価値に疑問を感じました
暑かったので琉球コーラで喉を潤す
ハードにスパークしてました。
旅行先の名物はかかせませんね。
移動。
昼食
タコライス&タコス。
美味しかったですよ
移動。
今回の沖縄の旅では
ここからの景色が一番好きでした
超オススメのスポットです。
移動。
そしてメインの場所へ。
圧巻。
圧倒的な何かを感じた。
人間が人間を殺す行為。
戦争
どうして人間は愚かな争いを続けているのだろう
地球にいる多くの人間が平和を望んでいるのに
どうして平和は訪れないのだろう
そして今の自分には
何ができるだろうか
何をするべきなのだろうか
何をしなければならないだろうか
実際に足を運んでみて
映画や本やテレビやネットからの情報では
伝わらない《念》みたいなものを感じた
平和祈念資料館
《知る》ということの大切さを感じた
《考える》きっかけになった
《動く》自分の周りの人を愛し感謝する心を持つ
効率的でデジタルな現在の世の中
こんな時代だからこそ
非効率でアナログな行為が重要だと思いました
充実した時間を過ごす事ができ大満足です
後編へ続きます
それではまたCiao!!