2021年7月 自宅鑑賞映画ベスト10
7月は夏バテなのか免疫力が低下して
しばらく体調が良くありませんでした
そうなると心も沈んでいってしまうものです
これではいけないと思い
いつもより運動の量を増やして
糖質や脂質や炭水化物の量も減らし
食生活も改善してみました
すると
心も身体も徐々に回復していって
今では元気になれました
健康がなければ散歩も読書も映画鑑賞も
何をしていても楽しめませんね
なので健康には時間とお金をかけたほうが良いんだなと
そんな当たり前のことを学習した日々でした
ちなみにオススメは
ハチミツ黒ゴマきなこヨーグルトです
毎日コレを作りながら
『意識高い系の女子みたいだな』と
自分自身を嘲笑してヨーグルトを混ぜ混ぜしています。
7月は17本の映画を自宅鑑賞しました
その中から独断と偏見でランキングにしました
それではどうぞ!
10位
東大生の全力のエネルギーを
たった一人でユーモアも交え答弁する
勇敢な三島由紀夫の姿が格好良く見えた
お互いが顔を突き合わせて
各々の思想をぶつけ合う姿には
とても良い時代だなと思えた
自分の意見を発言して相手の意見も聞き議論する
そんな関係性って素晴らしいな〜
9位
ウディ・アレン監督作品は
好きなものと苦手なものが極端にあります
BSで放送していたので何となく観ていたら
好きな方のやつでした
とても脚本に夢があり素晴らしかったです
自分がもしタイムスリップをして
歴史的な著名人に出会えたら、どうするんだろう?
たぶん人見知りして見て見ぬふりをして
後悔して終わるんだと思う…
8位
『銃2020』
大好きな作家の中村文則さんの原作&脚本
これまでの中村文則さんの原作映画はあまり好きになれなかったんです
原因はおそらく原作が好き過ぎて
あの独特なニュアンスが映像化では表現できていないと感じたからだと思う
でもこの映画はかなり原作に近いニュアンスが出ていたと思う
役者さん達の陰湿な感じも素晴らしかった
7位
『クヒオ大佐』
こんな無茶苦茶な男の結婚詐欺の話が
実話だなんて信じられないと思うが
この虚言癖のある男にも女性を魅了する
何かしらの魅力があんでしょうね
誰かが誰かを魅力的に感じる価値観って面白い
理屈ではなく直感なんでしょうかね
もしも女性があえて騙されたフリをしていたとしたら…と思うと
そんな不可思議な女性に自分は魅力を感じてしまいます
6位
『アス』
ジョーダン・ピール監督作品は大好きです
ただのホラーではなく示唆に富むメッセージもあって好きです
アメリカの文化などを知っていたら
もっと深く楽しめていたと思うんだろうけど
最初から最後までハラハラと楽しめた
それにしても海外の子役のレベルって高いですね
観客の文化レベルが役者を育てるんでしょうか
5位
『ファーゴ』
コーエン兄弟の作品ではトップクラスに好きな映画です
とにかく会話や脚本が面白い
そして役者陣も素晴らしく個性的でパーフェクトです
キャスティングのセンスが抜群に良いですね
説明不要!
このジャケットだけで面白さが伝わってくる!
4位
『Swallow スワロウ』
劇場では見逃してしまっていて
皆さんの評価が高く観てみたかった映画です
異物を飲み込んでしまう女性が主人公って…
破滅的で狂気的で好奇心をそそられてしまった
色合いや質感やリズムが堪らなく好きでした
ストレスや抑圧は人間を狂わせてしまうんでしょうね
この主演の女性の表情がとても素敵でした!
3位
『mid90s ミッドナインティーズ』
自分には武闘派の兄がいて
治安の悪い地域で育ったので
この物語にとても感情移入してしまった
兄の持ち物への憧れや兄弟のライバル視や確執
また不良への憧れや同じチームに入れたときの高揚感など
この作品は自分の為に作られた映画だと
勘違いするほど過去の思い出が甦り
のめり込んでしまった。良い映画です!
2位
『パブリック図書館の奇跡』
今月のサプライズ映画でした!
まったく期待していなかったのに
徐々に『アレ?これいいかも』となって
『なにこれ?!』『超面白いじゃん!』
ってことって時々ありますよね
期待値を思いっきり飛び越えていく瞬間って
とんでもなく気持ちいい映画体験です
強いメッセージ性もあり自分が映画に求める
好きな要素が詰め込まれてました
そして7月のベスト映画は…
1位
『海街diary』
これはもう名作ですね!
この映画の良さを言葉にするのは難しいですが
あえて言葉にすると『空気感』だと思います
なんかずーっと観ていられる4姉妹の
あの空気感が堪らなく好きです
こういう大きなことは何も起こらないんだけど
空気感で魅了する映画って少ないのかなと思う
もしかしたら空気感って計算して作るのは
難しいのかもしれませんね
続編もあれば観たいな!
もしこのブログを読んでいる人の中に
是枝監督の知り合いがいたら
『kenが続編を観たがってたよ』
と伝えてほしいです♪
今月もたくさんの映画に救われました
いや〜映画って本当に素晴らしいですね
それではまたCiao!
2021年6月 自宅鑑賞映画ベスト10
6月もWOWOW映画のラインナップが熱かった
欧州サッカーEUROも観ているので
寝不足ですがWOWOWには大感謝です!
今回のベスト10のうち7作品がWOWOW視聴です
今月は20本の映画を自宅鑑賞しました
その中から独断と偏見でランキングにしました
それではどうぞ!
10位
『ブルータル・ジャスティス』
スピーディーなストーリー展開とは裏腹に
ゆったりとした《間》の緩急が絶妙に面白かった
日本のお笑いの《間》に近くて
主演の2人の憎めない凸凹感が大好きでした
9位
『ソワレ』
フランス映画のような質感と空気感で
観客を魅了するセンス溢れる映画でした
こういう映画は日本ではヒットしにくいと思いますが
こんな映画をもっと観たいですね
8位
『きっと、またあえる』
ミュージカル映画が苦手な自分にとって
歌って踊りまくるインド映画は相性が悪いです
しかしこの映画は脚本がしっかりしていて楽しめた
挑戦や友情の大切さなどの教訓が詰め込まれていて
とても質の高い映画でした
7位
『星の子』
難解なテーマと鋭い感性の今村夏子さんの原作
映像化なんて無謀だと思ってましたが
小説とは別の映画ならではの表現やアプローチもあり
さすが大森立嗣監督だなと感心して見入ってしまった
自分には理解できない他者の信仰心を
尊重するって難しいですが大切なことですね
6位
『ディア・ハンター』
かなり久しぶりに鑑賞しました
なんだ?この凄まじい狂気の緊張感は!!
ロシアン・ルーレットのシーンは歴史に残る
名シーンと断言していいと思う
匂いが伝わるエネルギーに満ちた名作!
5位
『ドロステのはてで僕ら』
設定の妙!
素晴らしい脚本で驚いた
新しい発想のジャンル映画に出会ったときは
心の底からテンションが上がる
この物語を生み出した脚本家さん本当に凄い!
それを演じた役者さんも楽しそうでした
4位
『さよなら子供たち』
自分は男同士の友情物語に弱いです
それが子供だと尚更に心に響いてしまう
またそれがユダヤ系の歴史的背景が
描かれていると更に心が動いてしまう
めちゃくちゃ良い映画でした
3位
『暴力脱獄』
自分は脱獄モノの映画が大好物です
昔の刑務所の遊びのある緩い感じって
ドラマが生まれて、とても好きです
この映画のポール・ニューマンの生き様は
本当にカッコいい!男が惚れる憧れの男です!
こんな粋で信念のある男になりたいです
2位
『オデッセイ』
自分は宇宙モノの映画が大大大好きです
宇宙という窮屈で無限の空間を題材にした物語が好きです
とにかく脚本がめちゃくちゃ面白い!
この映画はパーフェクトだと思います
こういう完璧な映画に出会う為に
自分は映画を観ていると言ってもいい
今後も年一回のペースで観続けるであろう大傑作!
そして6月のベスト映画は…
1位
『TENET』
凄い!凄い!凄い!凄い!
脱帽感に包まれて最高の映画体験ができた!
映画館で2回観て今回が3度目の鑑賞でしたが
やはりとんでもなく独創的で面白かった
心から面白い映画に出会うと
現実の生活の何もかも
どうでもよくなって無敵な気分になれる
この映画を作ったクリストファー・ノーラン監督には
ノーベル賞をあげてもいいんじゃないでしょうか
いつかまた映画館でも上映してほしい!
次回作はどんな感動をくれるのか期待が膨らむ
6月もたくさんの映画に救われました
いやぁ〜映画って本当に素晴らしいですね〜!
【おまけ】
『事故物件 恐い間取り』
ごめんなさい。これは酷かったです…
それではまたCiao!
『太宰治を巡る三鷹の旅』
世代や性別によって、この文豪への印象は違うと思う
作品を読んだことがある人と読んでいない人とでは
全然違う印象がある作家だとも思う
自分はなるべく色々な作家さんの本を読むようにしているが
いまだに、この作家を超える小説家に出会っていない
それだけ自分にとっては特別な存在である
没後73年が経過する
とても昔の出来事だ
週末、2年ぶりとなる三鷹へ
太宰治を巡る旅へ行ってきました
それではご覧ください!どうぞ!
まずはこちらへGO
有名な陸橋
当時とほとんど変わっていない印象で
噛み締めるように一歩ずつ階段を登りました
とても感慨深い気持ちになった
最近のニュースでこの歩道橋は老朽化により
取り壊されるかもしれないという記事を読みました
悲しいですが安全第一を考えると
仕方がないのかもしれませんね
興味がある方は取り壊される前に是非!
そしてこちらへGO
『太宰治文学サロン』
太宰治が住んでいた部屋の模型や
直筆の原稿用紙などが展示されてました
店内は撮影できませんでしたが素敵な展示でした
ヴィヨンの妻の鉛筆を買ってしまいました
この鉛筆で文章を書いたら面白いものが書けるのかも…
と夢見心地な気分になりましたが
勿体なくてこの鉛筆を削れない小心者だというのが現実でもあります
ここは入場無料なので是非!
そしてこちらへGO
『玉川上水』
太宰治が入水自殺した川ですね
現在は川の流れは緩やかですが
当時は自殺の名所といわれるほど
激流だったみたいですね
この場所が入水ポイントだったみたいですね
令和の現在では想像がつかない穏やかな場所でした
実は三鷹駅から続くこの道は
ジブリ美術館へと続く道でもあるんです
なので子供連れの親子やほんわかカップルなど
キラキラした人達がたくさん歩いていて
この場所の道のりは
光と闇の交わるロードでもあるのかなと思った
太宰ファンの自分はジブリファンに対して
少し申し訳ない気持ちでこの道を歩きました
そしてこちらへ
現在は太宰治を展示していました
太宰治の表札や直筆の原稿用紙や納税証明書まで展示されていた
それでも借金まみれだったというエピソードは
豪快で破天荒で大好きです
太宰治は本を所有していなかったとも書いてありました
意外ですよね!
小説家が本を所有していないなんて
なんかカッコいいと思ってしまった
太宰治の部屋も再現されてました
あの有名なマントの複製もありました
ちなみに自慢ですが青森の斜陽館へ行ったときに
太宰治の実物のマントを羽織ったことは自分の自慢したい
どうでもいいエピソードでもあります
その時の写真です↓
羽織ってやった!
そしてメインイベントのこちらへ
【禅林寺】
『太宰治のお墓』
桜桃忌は来週の6月19日ですが
すでにお花やお供え物が並んでました🍒
隣はご家族のお墓なんでしょうか
楽しげに並んで見えました
没後73年が経過した令和の時代でも
人の心を動かす小説のパワーは圧倒的で
たくさんの熱狂的なファンがいるのは
凄いことだと思います
とても良い空気を体感できました
実は太宰治のお墓の斜め右には
森鴎外のお墓もあるんです
森林太郎という本名はあまりしっくりこないですね
『高瀬舟』は名作ですよね。好きです。
多幸感に包まれながら
最後はこちらへGO
『古本カフェフォスフォレッセンス』
こちらも2年ぶりに訪れました
店内は太宰治で溢れてました
初版本など貴重な書籍を手に取り読むこともできます
残念ながら非売品でしたが
人間失格の初版本欲しいなぁ〜と思った
太宰治への愛を感じる素敵なお店です
そしてこの液体を注文した
『太宰ラテ』
飲むのが勿体ないからラテアートは苦手ですが
せっかく来たので注文してしまいました
上手ですよね!
恥ずかしいので、ここだけの話
太宰治風に左頬に手をつけて
もの思いに空想にふけながら
このラテを飲んでやりました笑
なんかごめんなさい…
好きな人の足跡を辿るのは楽しいものです
エネルギーも貰え大満足でした
ご興味がある方は一度行ってみてはいかがでしょうか
それではまたCiao!
2021年5月 自宅鑑賞映画ベスト10
コロナウィルスの影響で
5月は東京の映画館は閉館されてました
自分は明確な理由があるのならば
しばらくの間は映画館の閉館も
仕方がないと思う派ではあります
しかし、政府の説明は理解に苦しみ
どうしても納得ができなかったので
不信感と怒りを覚えてしまった
なので映画館の閉館期間は
怒りながらの自宅での映画鑑賞に勤しんでいました
5月は25本の映画を自宅鑑賞しました
その中から独断と偏見でランキングにしました
それではどうぞ!
10位
物語の設定が素晴らしかった
原作の川村元気さんは日本人の好みの
ちょうど良いラインを熟知していて
プロデュース能力に長けた人なんだと思う
次はラインを越えた表現も観てみたい
9位
『SKIN/スキン』
自分の信念に従って
悪の組織から抜け出す困難さは
少なからず男ならわかるかもしれません
こういう面倒くさい事があるから
自分は集団生活が嫌いで単独行動を好みます
SKIN短編版の方が好きでしたが長編も良い映画。
8位
『朝が来る』
ドキュメンタリー色の強い撮影方法は
河瀬直美監督ならではの演出で素晴らしい
命を生み育てるというテーマも深く考えさせられた
良い映画監督はキャスティング能力も高いですね
7位
『WOOD JOB!』
矢口史靖監督作品でいちばん好きな映画です
伊藤英明さんのパワフルなキャラもでいいですね〜
コメディって難しいジャンルだと思いますが
スタートからラストまで楽しめました
6位
小さい頃から、もう何回観たか忘れたましたが
いま観ても面白く鑑賞できる
エンドロールはカットされましたが
ベン・E・キングの曲も素晴らしい♪
あの曲のベースラインは大好きです
最近の金曜ロードショーには
期待と感謝の気持ちでいっぱいです
5位
『タイトル、拒絶』
好きです!
人間の汚い部分がフルスイングで描かれていて
大好物でした
この作品は映画館でも舞台版でも観ましたが
自宅でもその迫力は全く劣らない
エネルギー全開のヘドロのように
ダーティな人間映画でした
4位
『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』
なんだ?コイツは?
なんなんだ?この顔は?そしてこの表情は?
怖い。ヤバい。気色悪い。
この主演の役者を抜擢した時点で大成功!
実話に基づくある殺人鬼の狂気が
哀しくもリアルに描かれていた
3位
『ふきげんな過去』
二階堂ふみさん演じる不器用な主人公に
深く感情移入してしまった
セリフの掛け合いも秀逸で自分好みでした
あまり期待して観ていなかっただけに
その面白さにビックリしました
2位
『AWAKE』
面白かった!好きなタイプの映画です
ずっと観ていたいと思える映画でした
脚本もテンポもカメラワークも素晴らしく
この監督さんの次回作にも期待が膨らむ
余談ですが寡黙な棋士って色気がありますね
1位
『家族を想うとき』
ケン・ローチ監督の描く社会の不条理さと
低所得労働者の這いつくばって懸命にも働く姿に
魅了されてしまった
人間。人間。人間。
人間が見事に描かれていました
良い映画に出会うと心が膨張するイメージがあります
5月もたくさんの素敵な映画に救われました
映画って本当に素晴らしいですね
それではまたCiao!
2021年4月 自宅鑑賞映画ベスト10
現在、東京の映画館では映画を観ることができない
それもあり公開延期の映画もどんどん出てきている
映画館へ行くことが日常になっている人にとっては
とても残念なことである
そしてその何倍も辛い思いをしているのは
映画を制作している監督やキャストやスタッフだと思う
一生懸命、時間と労力をかけて作った映画を
楽しみにしている人たちに届けられないのは
大きなストレスなんだろうなと思う
そして忘れてはいけないのは
『映画館』
このままでは映画館が潰れてしまう
映画館が潰れてしまうと
映画を作る人にとっても様々な影響が出るし
その映画を観ることができない観客にとっても残念なことだ
自分は映画から多くのギフトを貰って生きている
たかが映画…されど映画…
この先の映画界はどうなっていくんでしょうかね…
今月は19本の映画を自宅鑑賞しました
その中から独断と偏見でランキングにしました
それではどうぞ!
10位
『愛してるって言っておくね』
実際に起きた悲劇の事件の12分の物語
台詞のないアニメーションは余計に心を揺さぶられる
今年のアカデミー賞短編アニメ賞を受賞に納得
絵のタッチも作風とマッチしていてメッセージを強く感じた
9位
ジム・ジャームッシュ監督作品
モノクロで淡々とした空気感が心地良い
生き様も会話も切ないストーリーも好きです
音楽も良いですね♪
8位
『ブラウン・バニー』
ヴィンセント・ギャロの主演、監督、脚本、撮影した作品
久しぶりに観たけど、やはり好きですね
男の哀愁あるシンプルなストーリーも好きです
余談ですが昔ヴィンセント・ギャロに憧れて
無地の白Tシャツばかり着てたイタい時期がありました。
(もちろんヴィンセント・ギャロには程遠い結果でした…笑)
7位
『カラーズ 天使の消えた街』
デニス・ホッパー監督作品
警察とギャングの実録映画
何となく観ていたらどんどんハマってしまった
当時のアメリカのリアルな現状が垣間見れた
本物のギャングをエキストラに使っていたみたいですね
あらためて平和な日本に生まれて良かったと思う
争いは映画の中だけでいいです。
6位
『スパイの妻』
黒沢清監督作品
2回目の鑑賞でしたが全体を知って観ると
登場人物の心理描写などまた違って物語が進んで観ることができる
とにかく昭和のこの時代の雰囲気が好きです
神戸が一部ロケ地がみたいですね。いつか行こうと思ってます
蒼井優さんはもっと評価されてもいい役者さんだと思う
(充分評価されてるけどね)
5位
『悪魔を見た』
韓国のバイオレンス映画は迫力がありますね
悪魔に悪魔をぶつける物語は見応えがあった
復讐ってエネルギーは人間を狂気に豹変させますね
こういう骨太で攻撃性の強い映画って
年々減ってきてる印象があり哀しいです
4位
『マ・レイニーのブラックボトム』
登場人物が皆んなイキイキとしていて時代背景も含めて好きでした
今年のアカデミー賞の主演男優賞はチャドウィック・ボーズマンさんで良かったのでは?と
多くの人が感じたと思います
この作品を観てその通りだと感じた
この映画が遺作と知って観ると、とても心が揺さぶられる
3位
『アンタッチャブル』
『午前十時の映画祭』で映画館でも観ましたが
『午後のロードショー』でも放送されていたので、ついつい観てしまった
良い映画ってテレビでやってると観ちゃいますね
凸凹の仲間がタッグを組み、悪と戦う王道のストーリーは爽快でした
お笑いコンビのアンタッチャブルというコンビ名はこの映画から取ったのは有名な話ですね
2位
不朽の名作ですね。何度観ても心に響く!
映画を観る少年の笑顔の眼差しが最高にカワイイ♡
自分は『好きな映画音楽』をひとつ挙げるとすれば
エンニオ・モリコーネさんのこの映画音楽を推します
それくらい音楽も素晴らしいです♪
そして4月の1位は…
1位
『泣く子はいねぇが』
好きです!すべてが好きです!
自分はダメ人間が、もがき苦しんで無様にも生きる主人公の映画が好きなようです
仲野太賀さんは別の次元の領域に突入してると感じた
この衝撃は安藤サクラさんを見たときと同じ感覚でした
吉岡里帆さんの蔑んだ死んだ表情も最高でした
佐藤快磨監督、次回作にも超絶に期待が膨らむ!
4月もたくさんの映画に救われました
映画って本当に素晴らしいですね
それではまたCiao!
2021年3月 自宅鑑賞映画ベスト10
映画好きにとって現在は便利な時代になった
月額を払えば無数の映画がいつでも配信で観ることができてしまう
とても便利で自分もたくさんお世話になって利用している
しかし便利が浸透するとそこには失うモノも出てきてしまうと思う
いつでも大量の映画が手軽に観られる環境というのは
本当にいい事なのだろうか?
という懸念がある
『Easy come, easy go』
この言葉は好きで物事の真理をついている格言だと思っている
簡単に大量に手に入る便利な配信サービスに
一本の映画の価値が薄れてしまうのではないだろうか
2時間の一本の映画をじっくりと堪能して楽しむ行為が
難しくなっている時代なのではと個人的には思う
(これは音楽や書籍にも言えることだと思う)
なのでやはり映画は映画館へ足を運んで
一本の映画にお金を払って観るのが最良の環境だと思う
そんな事を自分に言い聞かせて配信サービスを利用している昨今です
もちろん最良でない環境の自宅での映画鑑賞も存分に楽しめている
3月は17本の映画を自宅鑑賞しました
その中から独断と偏見でランキングにしました
それではどうぞ!
10位
特別に大好きってわけではないのに
放送していると、なんか観てしまう映画ってありますよね
観ていると元気が出てきてワクワクする
ブルーハーツの曲は年代や性別に関係なく
青い心に刺さるんでしょうね
学生がバンドをやろうぜ!ってノリ好きです
9位
『サウダーヂ』
DVDになっていなくて
昔からずっと観たいと思っていた映画でした
念願のBSでの放送
あらびきだけど人間臭さが映像から伝わってきて見入ってしまった
泥水の中でもがく人間っていいですね
BS放送さん!ありがとう♪
8位
『静かな雨』
宮下奈都さん原作の中川龍太郎監督作品
いいです。空気感が大好きです。
クラシック音楽のような良質でセンスの溢れる映画
映像の中に浸れる作品って心地良いですね
この映画あたりから仲野太賀さんに注目するようになりました
7位
『ビッグ・リトル・ファーム』
地球の生態系が見事に描かれているドキュメント
生命は生きて新たな生命を生み出して死んでいく
限られた資源と土地の地球で生きることについて
考える良いきっかけになる映画でした
お子さんがいる方は子供にも見せてほしい
地球上でいちばんの害悪って人間なのかもしれませんね…
6位
『夜明け』
とても静かでとても熱量のある映画でした
海沿いでの柳楽優弥さんの表情は圧巻!
こういう上質な映画がヒットする日本映画界になってほしいです
監督は是枝裕和監督や西川美和監督の助監督を務めた広瀬奈々子監督。
次回にも期待が膨らむ
5位
脚本が素晴らしく何度も観てしまう映画
続編やアメリカでのリメイクもされてるけど
この初作品がダントツに好きです
映画を観たぞー!って感じでテンション上がる
この役のトニーレオンの男臭い感じはカッコいいです!
4位
『腑抜けども悲しみの愛を見せろ』
今月は『騙し絵の牙』公開ということもあり
吉田大八監督の映画を再鑑賞。
原作の本谷有希子さんの超辛辣な人間描写はヒリヒリして大好きです
こういう人間むき出しの映画は大好物です
佐藤江梨子さんの役柄がバッチリ過ぎて悪意すら感じるキャスティング
この映画のチャットモンチーの曲も好きでギターをコピーして披露した経験があります
3位
『孤狼の血』
白石和彌監督とバイオレンスは超絶に相性がいいですね
キャストも素晴らしく全員がイキイキとして興奮した
やはり役所広司さんは日本の宝です!
画面から血生臭い匂いがプンプンとしてきた
『匂いが伝わってくる映画は良い映画』という持論を持っています
続編が撮影されるみたいですね。楽しみ♪
2位
『紙の月』
こちらも吉田大八監督作品。
面白い!素晴らしく面白いです!
人間の欲や見栄や善や悪が交錯して
最初から最後までずーっと面白かったです!
ラストの宮澤りえさんのガラスをブチ破るシーンで心のガッツポーズが出ました
原作の角田光代さんの人間の心理描写は流石ですね
またそれを演じる役者さんも素晴らしい!
角田光代さん原作映画はほぼハズレなしではないでしょうか
そして3月の第一位は…
1位
『ザ・ピーナッツ・バター・ファルコン』
完璧です!パーフェクトです!
完璧なまでにパーフェクトな映画です!
自分が映画に求めるものが全て詰まっています
文句なしの大大大傑作でした!
好きだなぁ〜!登場人物みんな好きです
本当に良い映画を観たあとは脱力感と多幸感でしばらく動けなくなってしまう♪
そして『ありがとう』と感謝の気持ちで満たされる
ありがとう!大好きです!誰かと語り合いたい!
サンキュー!ピーナッツ・バター・ファルコン!
良い映画だぁ〜!!!!!
3月もたくさんの映画に救われました
いやぁ〜映画って本当に素晴らしいものですね♪
それではまたCiao!
『福島旅行記(後編)』
日常から離れ、旅に出かけて
旅を自由気ままに満喫する
そして旅から帰ってきてからの日常は
とても重い何かがのしかかる
とくに旅先で出た洗濯物をカバンから出す瞬間は
この世の終わりのような絶望感に苛まれる
そんな時は
パンツや靴下などを洗濯カゴの中に入れるとき
思いっきり腕を振りかぶってカゴの中へぶち投げて
絶望感を少しでも和らいでみたりする
これがなかなか気持ちいいものである
絶望感が洗い物カゴの中で叩きつけられ瞬間
その絶望が粉々に散っていく気がする
微々たるものですが
そんな行為でストレスを少しだけ軽減している
✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎
会津若松にある七日町通りへ
たまたま見つけて立ち寄った、この素敵なお店
今回の旅でいちばんテンションが上がってしまった
『昭和なつかし館』
自分は昭和の時代が大好きです
昭和の醸し出す雰囲気や匂いが好きです
このお店はそんな昭和の懐かしいモノが溢れていた
昭和のレトロなオーラは何とも言えません
この質感や遊び心などは堪らない
色使いや丸みのあるフォルムもいいですね
店内は意外にも若いお客さんが多かった
昭和の魅力には年代は関係ないのかもしれないですね
ガォォォー!!!
昔のLIONのキャラクターはマジの野生のライオンだったんですね。
この部屋の感じは堪りませんねぇ〜
白いランニングを着た頑固オヤジが暮らす家族が想像できますね
お店や街並みの風景やネオンの感じも
最高にエクスタシーでした
一杯ひっかけて行こうかなと思えた(呑めないけど…)
昭和の家電製品もカワイイですね〜
インテリアにもなる芸術性を感じる
ずっと見ていられる素敵なお店でした
昭和へとタイムスリップした気分になれた
超おすすめスポットですよ
会津若松へ行ったら絶対に行って欲しい場所です
✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎
昭和の多幸感に包まれながら
七日町通りを散歩した
駅の雰囲気もチャーミングですね
レトロな街並みは歩いているだけで興奮する
素敵な時代の流れを感じながら
散策&散策&散策
すると前方から…
異質な何かが…
……うん?
……うぉ?
……えっ?
……なに?
……棒?
…棒……
棒!!!
BOUーーー!!!!
とても可愛い棒でした
結局なんの棒かはわからず
なんでこんな所にいるのかも不明で
すべてが未知でしたが
ウキウキと軽快に歩く棒の後ろ姿には
逆にとてつもない哀愁を感じてしまった…
頑張れ!謎の棒!!!
Good-bye BOU!
✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎
少し早い夕食は馬肉のお店へ
馬刺し。美味しいですね
安くてボリュームもあり食べ応えがあった
馬肉のお寿司。
馬肉のステーキ。
馬肉のすき焼き。
全料理が美味しく感動的でした
またお店の人たちの優しい人柄にも感動してしまった
こっちの人の離れるでもなく近すぎるわけでもない
欲の感じない絶妙な距離感はとても心地良かったです
大満足でした。100万馬力が出ました。
✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎
今回の旅はゆっくりとゆったりと
のんびりと過ごそうと決めていたので
夕方には旅館へチェックインした
今回は温泉のある良い旅館へ泊まった
少しお金を出すと何から何まで質が違うものなんですね
ベットやタオルや歯ブラシ一本でも全然違うし
とくにお客さんのマナーや品も良く感じた
また露天風呂は超絶に快適で全身を伸ばして
お湯に浸かり湯船に身を任せるのは最高でした
外の寒さとお風呂の熱さを感じながら
温泉につかるのは気持ちよく幸せでした
温泉は寒い時期のほうが好きです
旅館のベットでテレビを見たり
本を読んだりしてダラダラと過ごした
日常でやっている事を旅先でするのは
とても贅沢なことですね♪
小腹が空いてきたので
コンビニで見つけたコレを食べた
『ペヤングヌードル』
知らなかった。初めて見ました
東北地方にしかないみたいですね
味はチキンラーメンに似ていて美味しかったです
出発した時間が早くて長距離運転も疲れたので
早くに寝ることにして
大満足でこの日を終えた。
✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎
《目が覚めると旅先》ってとても幸せです
翌日もう一回、露天風呂に入って英気を養う
朝の温泉も贅沢ですね♪
満足感に包まれて旅館を出た
そして昼食
皆さん『うなぎ百撰』という情報誌を知っていますか?
以前、京都のうなぎ百選に載っているお店へ行ったときに
食べた鰻に劇的に感動してから
うなぎ百選に載っている各地の鰻を食べ尽くしてやろうと決心した
ちなみに自分が今までに口の中に入れたもので
いちばん美味しかった食べ物は
その時に食べた京都嵐山にある『うなぎ屋 廣川』というお店の鰻です
口の中に入れた瞬間、あまりにも美味しくて
ビックリしてビックリして大爆笑してしまった
厨房まで行って料理長にドロップキックをしたくなるほど美味しかったです
今のところ生涯これを超える食べ物に出会っていません
人生の最期に食べたいものは、そこの鰻です
そんなこともあり『うなぎ百選』に載っている
会津若松の鰻のお店に行って昼食を食べた
店構えから風格を感じますね
美味しかったぁ
言葉にならない美味しさでした
鰻は合法のドラッグのように人間を最高な気分にさせてくれますね
繊細で品を感じる鰻でした
ごちそうさまでした!
ありがとう鰻さん!!
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そして320㎞の来た道のりを戻る
旅の帰り道ってなんであんなに切ないのですかね
途中であんなに大好きなサービスエリアにも寄ったが
あまりにも切なくて涙が出そうになってしまった
少し時間もあったので切なさを吹き飛ばす為に
勢いで途中、宇都宮で降りて名物を食べて帰ることにした
『石田屋』
ここの焼きそばは過去に何回か食べましたが
昭和の昔懐かしい味が大好きです
素朴で美味しいって最強だと思う
美味しいものは人を一瞬にして幸せにしますね
また来ます!
ごちそうさまでした!
宇都宮ということで
ついでに餃子も持ち帰りで買って帰った
ここの餃子も最高に美味しかったです
餃子と白飯って最強のパートナーですね♪
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始まりがあれば終わりが来る
幸せが永遠に続くことなんてない
至極、当たり前のことだ
人間が生きていられる時間は限られていて
人間は生まれて、生きて、死んでいく。
なので限られた時間を精一杯に楽しみ
今を全力で生きていたいと思う
先日、現在公開中の映画『ノマドランド』を観て
自分らしい生き方や死に方のことを強く思い
自分の人生を見直す良い機会になりました
福島への旅は素晴らしいものとなりました
ありがとうございました
次はどこへ行こうか…
それではまたCiao!