2021年4月 自宅鑑賞映画ベスト10
現在、東京の映画館では映画を観ることができない
それもあり公開延期の映画もどんどん出てきている
映画館へ行くことが日常になっている人にとっては
とても残念なことである
そしてその何倍も辛い思いをしているのは
映画を制作している監督やキャストやスタッフだと思う
一生懸命、時間と労力をかけて作った映画を
楽しみにしている人たちに届けられないのは
大きなストレスなんだろうなと思う
そして忘れてはいけないのは
『映画館』
このままでは映画館が潰れてしまう
映画館が潰れてしまうと
映画を作る人にとっても様々な影響が出るし
その映画を観ることができない観客にとっても残念なことだ
自分は映画から多くのギフトを貰って生きている
たかが映画…されど映画…
この先の映画界はどうなっていくんでしょうかね…
今月は19本の映画を自宅鑑賞しました
その中から独断と偏見でランキングにしました
それではどうぞ!
10位
『愛してるって言っておくね』
実際に起きた悲劇の事件の12分の物語
台詞のないアニメーションは余計に心を揺さぶられる
今年のアカデミー賞短編アニメ賞を受賞に納得
絵のタッチも作風とマッチしていてメッセージを強く感じた
9位
ジム・ジャームッシュ監督作品
モノクロで淡々とした空気感が心地良い
生き様も会話も切ないストーリーも好きです
音楽も良いですね♪
8位
『ブラウン・バニー』
ヴィンセント・ギャロの主演、監督、脚本、撮影した作品
久しぶりに観たけど、やはり好きですね
男の哀愁あるシンプルなストーリーも好きです
余談ですが昔ヴィンセント・ギャロに憧れて
無地の白Tシャツばかり着てたイタい時期がありました。
(もちろんヴィンセント・ギャロには程遠い結果でした…笑)
7位
『カラーズ 天使の消えた街』
デニス・ホッパー監督作品
警察とギャングの実録映画
何となく観ていたらどんどんハマってしまった
当時のアメリカのリアルな現状が垣間見れた
本物のギャングをエキストラに使っていたみたいですね
あらためて平和な日本に生まれて良かったと思う
争いは映画の中だけでいいです。
6位
『スパイの妻』
黒沢清監督作品
2回目の鑑賞でしたが全体を知って観ると
登場人物の心理描写などまた違って物語が進んで観ることができる
とにかく昭和のこの時代の雰囲気が好きです
神戸が一部ロケ地がみたいですね。いつか行こうと思ってます
蒼井優さんはもっと評価されてもいい役者さんだと思う
(充分評価されてるけどね)
5位
『悪魔を見た』
韓国のバイオレンス映画は迫力がありますね
悪魔に悪魔をぶつける物語は見応えがあった
復讐ってエネルギーは人間を狂気に豹変させますね
こういう骨太で攻撃性の強い映画って
年々減ってきてる印象があり哀しいです
4位
『マ・レイニーのブラックボトム』
登場人物が皆んなイキイキとしていて時代背景も含めて好きでした
今年のアカデミー賞の主演男優賞はチャドウィック・ボーズマンさんで良かったのでは?と
多くの人が感じたと思います
この作品を観てその通りだと感じた
この映画が遺作と知って観ると、とても心が揺さぶられる
3位
『アンタッチャブル』
『午前十時の映画祭』で映画館でも観ましたが
『午後のロードショー』でも放送されていたので、ついつい観てしまった
良い映画ってテレビでやってると観ちゃいますね
凸凹の仲間がタッグを組み、悪と戦う王道のストーリーは爽快でした
お笑いコンビのアンタッチャブルというコンビ名はこの映画から取ったのは有名な話ですね
2位
不朽の名作ですね。何度観ても心に響く!
映画を観る少年の笑顔の眼差しが最高にカワイイ♡
自分は『好きな映画音楽』をひとつ挙げるとすれば
エンニオ・モリコーネさんのこの映画音楽を推します
それくらい音楽も素晴らしいです♪
そして4月の1位は…
1位
『泣く子はいねぇが』
好きです!すべてが好きです!
自分はダメ人間が、もがき苦しんで無様にも生きる主人公の映画が好きなようです
仲野太賀さんは別の次元の領域に突入してると感じた
この衝撃は安藤サクラさんを見たときと同じ感覚でした
吉岡里帆さんの蔑んだ死んだ表情も最高でした
佐藤快磨監督、次回作にも超絶に期待が膨らむ!
4月もたくさんの映画に救われました
映画って本当に素晴らしいですね
それではまたCiao!