徒然なるままに…。

自由に気ままに綴ります

怒りの感情は必要か

テレビのリモコンの電池が切れたので

近所のセブンイレブンに買いに行った

自動ドアが開くと

顔を真っ赤にしたお爺さんが店員さんに激怒していた

なにがあったかは知らないけど、とても不快な気分になった

 

また後ろに並んでる人たちの《無関心》な態度にも腹立たしい気持ちになった

 

全員まとめて蹴飛ばしたい気分になった

 

負の感情は連鎖されやすい

 

 

コロナウィルスの影響で

飲食店や娯楽施設が休みになり

自宅で多くの時間を過ごし

ストレスが溜まっている人が多いと思う

 

健康やお金や生活の事などで

不安や不満が溜まっている人も多いと思う

 

テレビを付けても暗いニュースばかりで

外を歩いていても何となく不穏な空気感が

街全体から伝わってくる

 

世界全体が負の感情で蓄積され発散する場もない

 

 

 

 

 

 

 

 

怒り

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人間に備わっている当たり前の感情

 

 

『怒』という感情はなぜ人間に備わっているのか?

『怒』という感情は人間にとって必要なのか?

『怒』という感情は《悪》なのか?

 

 

 

最近読んだ村田沙耶香さんの

『丸の内魔法少女ラクリーナー』

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の中に『変容』という短編が収録されていた

喜怒哀楽の《怒》の感情が

ほぼ無くなっている世界の物語

 

この小説を読んでみて

『怒』という感情が人間にとって必要なのか?

という問題にぶつかった

 

『怒り』

 

できれば人に怒られたくないし

人に対して怒りたくもない

怒りが生まれる状況にはなるべく遭遇したくない

おそらく多くの人がそんな気待ちだと思う

自分も怒りからは絶対に距離を置きたいと思う

 

 

『怒りは他人を不快にさせ心を削る』

 

何で怒りなんて感情が存在するのか

怒りなんて人間の機能に無い方がいいのではないか

そんな事を考える反面、

もしも神様がいたとして

『怒りの感情を取り除いてくれる』

と言ってきたら自分はどうするだろうか?

 

自分はたぶん拒否してしまうと思う

 

怒りの感情のない人間にはなりたくないと思ってしまう

完全に矛盾しているが《怒り》には必然的な魅力を感じてしまう自分もいる

 

 

 

芸術。音楽。映画。小説。

喧嘩。犯罪。そして戦争。

怒からは良くも悪くも様々な強いエネルギーが生まれる

 

 

 

 

もしも地球上の全人類の人間に怒りの感情が無くなったら

一体どんな世界になるのだろうか?

 

争いは減るかもしれないけど

なんか無機質で気持ち悪い世の中になる気もする

 

また心を揺さぶるような爆発的な

芸術表現も生まれづらくなる気もする

 

探究心や向上心なども低下して

人間がロボットのようになってしまう気もする

 

 

はっきりとした答えは出ないけど

自然の生態系が絶妙なバランスで保たれている事と同じように

人間から怒りという感情がなくなったら

なんかとても危険な事だと感じる

 

やはり人間に《怒り》という感情はあったほうがいいかもしれない

 

 

《怒りの感情》は上手に自己コントロールして

その感情をガソリンにしてプラスに変換できれば

自己成長につながると思う

 

 

 

昨今はSNS上での不平不満や罵詈雑言が

目に飛び込んでくる事も多い

人間はストレスが溜まり追い詰められると本性が剥き出しになってしまうものだ

なので今の混沌とした時期には

その人間の人間性が可視化されやすい

 

趣味や好きな事をしてストレスが溜まらないように

心に余裕を持って生きる術を身に付ける事が大切になるのかもしれないですね

 

 

カッコいい怒りの浄化ができる人間でありたいです

 

 

 

【今日の格言】

《愛》が《憎悪》に変わった瞬間の怒りのエネルギーがいちばん恐ろしい!

 

 

それではまたCiao!

主張+尊重=信頼

信頼できる人間ってどんな人間なんだろう

 

信頼が集まる人間と

集まらない人間の違いはなんだろう

 

信頼ってどうやったら手に入るんだろう

 

なぜ信頼がある人間のところに

幸せが集まるのだろう

 

信頼はキラキラしていて

とても優しいエネルギーを感じる

 

 

 

 

 

 

 

ソクラテスの弁明』

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を読んでみて昔の頭の良い人は

信念を持って知性と知性をぶつけ合い

格闘技のように他者と議論を闘わせて

切磋琢磨していたんだと感心してしまった

 

その中でソクラテスは巧みな話術で

多くの信頼を寄せていた

 

 

誰かと議論を交わす行為は素晴らしい事だと思う

 

 

自分の記憶の中で1番古い過去の議論は

小さい頃に友達同士で

『1番強いアニメキャラクターは誰か?』

という論題で盛り上がった記憶がある

 

ドラゴンボールの悟空。

北斗の拳ケンシロウ

ウルトラマン

●アラレちゃん。

ドラえもん

などなど

 

色々な最強キャラクターが議題に挙がった

 

●人間以外は卑怯ではないか?

●そもそも人間の定義とは?

●戦い方はどうするのか?

●どうなったら負けなのか?

 

などの闘い方のルールや勝ち負けの定義など話し合って討論をしていた

 

めちゃくちゃバカみたいな行為だけど

他人の意見を聞いて、自分の意思を主張する

それを繰り返して議論を進めていく

とても大切な事だったなと今になって思う

(※確か自分はラッキーマンを推し熱弁した記憶があります笑)

 

 

 

 

 

大人になっても誰かと議論を交わすのは面白い

 

 

文化や時代のせいにするのはあまり好きではないけど

日本という国は小さい頃から

協調性を重んじる教育をしていて

皆んなと一緒が普通という概念で育てられていて

主義主張をする人間が煙たがられてしまう印象がある

 

『主張をしない』

『本心を隠す』

『空気を読む』

『波風を立てない』

『輪を乱さない』

『他人と合わす』

『愛想よくする』

『嫌われないようにする』

 

 

こんな人間が重宝される世の中。

もちろん良い点もたくさんあるけど

 

悪く言うと思考停止させ愛嬌を振りまき

善も悪も何も感受しない人間が常識的とされてしまう

そんな『空気を読む能力』に長けた人間が

『良い人』として称されている印象です

 

自分はこのような『良い人』があまり好きになれない

また人に合わせて良いことばかりを言ってる人間は

信用もできない

 

自分と意見が合わなくても

はっきりと自らの意見を言う人間のほうが

断然に好感が持てる

 

仮に喧嘩になって険悪な空気になっても

《議論を交わす》という行為は

人と人が密に繋がるには絶対に必要な行為だと思う

 

もしかしたら現代では

『密に繋がる』事への必要性に

変化が生じてるのかもしれない

 

 

この現象はSNSの出現が原因の一部かもしれない

今は気軽に簡単に人と繋がる事ができる

基本的には便利ですごい良い事だと思う

 

しかし光ある場所には闇もある

『フォロワーの数』や『いいねの数』など

《数》が世界中に可視化され

その《数》に自分の価値を見出している人が

多いのかなとも思う

 

《数》がその人間の《価値》

という事にはならない

 

 

 

 

 

『数より質』

 

 

 

こんな簡単で大昔から言われいる言葉を

理解は出来ていても気になってしまうものだ

 

なので、無意味な事は気にしない能力と

《質》を見抜く能力が今の時代に必要なのかもしれないですね

 

 

『信頼関係』

 

信念を持って主義主張し他者を尊重できる

そんな人間に信頼が集まり

人と人との繋がりに信頼の関係性が生まれる

 

『信頼』は人生を豊かにする絶対に必要不可欠な要因。

『信頼』は『お金』よりも価値があるものだと感じる

『命』の次に価値のあるものだと言ってもいいのかもしれない

 

 

 

ソクラテスは『命』よりも『信頼』に価値を感じて

死んで逝ったのかもしれないと本を読み思った

 

すごい信念です。

そりゃ信頼は集まりますね

ソクラテスさん。すごい人間です。

 

 

 

 

 

【後記】

 

自分の意見を主張して

それで嫌われるような相手だったら

そんな繋がりは必要ない

 

 

それではまたCiao!

3月 自宅鑑賞映画ベスト10

コロナウィルスの影響で

映画館が閉まり公開予定の作品が

続々と延期になってますね

 

公開を楽しみにしていた映画が

何本もあったので残念ですが仕方ありませんね

 

この状況はしばらくは続きそうですが

早く終息する事を願ってます

 

皆さんも自宅での映画鑑賞が

増えたのではないかと思います

 

自宅でのんびりと好きな映画を観て過ごすのも

幸せなひと時です

 

 

 

3月の自宅鑑賞映画は

24本の作品を観ました

鑑賞した映画の中で

独断と偏見でベスト10にランキングしました

 

 

それではご覧下さい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十位

デイアンドナイト

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人間の善と悪を描く映画

観客に合わせてヒットを狙うのではなく

制作者が心から作りたいと思う映画を

作っているなと感じる骨太の作品でした

光の演出が好きでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九位

『オーヴァーロード』

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ナチス×ゾンビ的なジャンル映画

タイトルは知ってましたが

予備知識なしで鑑賞したらビックリした

鍋の中に色々な異物をブッ込んだ感じが

好みで興奮した

何も考えず楽しめる映画って

意外と少ないのかなと思い楽しめた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八位

マンチェスター・バイ・ザ・シー

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不器用で孤独な男の物語は大好物です

生きていれば色々な事がある

苦しいけどそれを背負って

生きていかなければならない

強く生きていこうと思る作品

台詞のないシーンの主人公が醸し出す

空気感が好きでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七位

さとうきび畑の唄

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映画ではなくテレビドラマですが

本当に良質な映像作品でした

戦争の悲惨さや愚かさ

そして家族の温かさ

当時の日本の常軌を逸した雰囲気が

辛辣に描かれていた

命は受け継がれて今の自分が存在する

笑いが世界を救うんだと信じたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

六位

『岬の兄妹』

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《生きる》という行為

《人間》という生物

これらがこれほどにも滑稽で美しいものかと

深く感じられた作品

社会の底辺の人間が

もがき苦しむ姿に魅了された

ラストのチラシが空に舞うシーンが綺麗だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五位

『僕が星になるまえに』

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死を迎える男とその友達たちの物語

チープな友情の馴れ合い映画になっていない

ところが好みでした

男同士の本当の友情が詰め込まれている作品

死ぬ前に好きな人たちと一緒に旅ができたら

幸せだろうなと感じた

やはりカンバーバッチは凄いね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四位

『タロウのバカ』

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破壊的で破滅的な映画は大好きです

この3人のぶつかり合う姿は

本当に見応えがあった

日々、虚しさや憤りを感じながら

社会に上手く適合できない破滅的な人間には

なぜか親近感を感じてしまう

個人的な2019年の映画ランキングで

5位にするぐらい好きな作品

世間的にはあまり評価は高くなかったけど

自分は大好きです

好みの分かれる映画なので要注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三位

『ミリオンダラーベイビー』

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もう10回くらいは観たと思う

病みつきなで文句無しの映画

不器用にも必死で生きる人間の熱意と

人生はなかなか上手くはいかないという格言が

メッセージとして映像から伝ってくる

ヒラリー・スワンク最高だった

もちろんクリント・イーストウッドも最高です

良い映画!良い映画だ〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二位

『ヘレディタリー継承』

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何だコレは?何なんだ?

何を観せられてるんだ?

凄い!狂ってる!アリアスター監督。

とんでもない方向の世界観へ誘ってくれました

脳みその奥底にどっぷりとへばりつくような

インパクト炸裂の映像!映像!映像!

ミッドサマーもぶっ飛んでたけど

こんな映画アリなのかと感じるほど

ぶっ飛び加減が大好きでした

凄い監督さんです。次回作にも超期待!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一位

『宮本から君へ』

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荒削りで粗があり完璧ではない映画

だけどそんな細かい事は

どうでもよくなるほど大好きな映画

『恥ずかしいほどの人間丸出し』

この一言に尽きる

白米を食べ散らかすシーンは

全身の細胞が活性化した

頭で観るのではなく心で観て感じる映画

こういう熱量のある映画に出会うために

映画を観ていると言っても過言ではないです

 

 

 

 

 

 

3月も素晴らしかった映画に出会えました

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映画制作に関わった全ての人に感謝です

 

4月も自宅鑑賞が増えそうです

 

映画館が潰れない為にも

映画ファンは映画を観て楽しみ

映画への愛を言葉や文字にするのが

有効的な策なのかなと感じます

 

 

 

 

 

【後記】

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架空OL日記(ドラマ)

映画版に完全にハマってしまい

ドラマですがこれは年に1回は観るほど

大好きな作品でした

めちゃくちゃ笑った。めちゃくちゃに共感した

すべてが好きだなぁ!

映画でもそうでしたが

もっと評価されてもいい作品です

 

 

それではまたCiao!

 

2020年本屋大賞『希望と予想』

いよいよ明日、本屋大賞の発表ですね

 

今年は本屋大賞ノミネート作品

10作品を全て読むことができました

 

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本棚にある未読の読みたい本を

我慢するのは辛かったけど

本屋大賞という機会で

普段読まない作家さんの作品やジャンルが

読めて読書の幅が少し広がりました

 

 

ノミネート作品を全て読んでみて

正直な感想ですが

作家さんのフルスイングな世界観を

表現する小説が好きな自分にとっては

若干インパクトが弱く

文章表現的にも少しレベルが低い印象でした

 

 

『書店員さんがいちばん売りたい本』

というテーマの書店員さんが本屋大賞

 

書店員さんがオススメする小説に

若干の疑問を感じてしまった

(もちろん好みは人それぞれだし、書店員さんが本が好きである必要はない事は百も承知です)

 

 

もっと選ばれてもいい作家さんの小説があったのでは?

と率直に思ってしまい

もしかしたらこの賞は大人の事情がある出来レースなのかな?

などと出版業界の商業的な目論見みたいなものを感じた

(信憑性のない個人的な想像です)

 

それくらい疑問の残るノミネートだったなと

全作品読んでみて思った

 

 

でも読書のコアな層からライトな層までの

平均をとったら、こんな感じになるんでしょうね

多数決の賞レースというのは

民主主義の悪いところが出てしまうのは

仕方がない事だとも思います

 

 

 

《本当に良いものが評価されてほしいです…》

 

 

 

 

 

 

さぁそれでは独断と偏見で選んだ

本屋大賞の個人的ベスト10です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一位

『夏物語』

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ダントツで1番好きでした

テーマに思想に物語に思慮深い小説でした

逆に今年の本屋大賞

このラインナップに入ってる事が

異質で違和感がある程の傑作!

(かなりのフルスイングな小説なので多分、大賞には選ばれないと思います)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二位

『店長がバカすぎて』

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ユーモアのセンス。ストーリー展開。

最終から最後まで面白く読めた

書店員さんの心の声が好きでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三位

『ライオンのおやつ』

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死をテーマにした小説なのに

温かい気持ちになれた

死って決して怖いものではないですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四位

『流浪の月』

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初読の作家さんで読者を引き込む

テーマや文章表現が秀逸でした

読後に装丁を見るとGOODです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五位

『熱源』

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アイヌ民族の文化や歴史を知れた

歴史小説も悪くないなと思えた

直木賞受賞作品って感じでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

六位

『ムゲンのi』

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ストーリーや文章がしっかりしていて

よくできたファンタジーミステリーでした

読後、タイトルの意味に納得!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七位

『線は、僕をを描く』

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清廉潔白で純粋無垢な主人公。

格言的な言葉が印象的でした

馴染みのない水墨画の世界に入って浸れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八位

ノースライト

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THE小説。という感じでした

心温まるミステリー。

誰が読んでも楽しめると思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九位

『medium』

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う〜ん。肌に合わなかったです

純文学が好きな人にとっては物足りないです

でもライトノベルが好きな人にはおすすめです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十位

『むかしむかしあるところに、死体がありました。』

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ごめんなさい。残念ながら酷かったです

とにかく読みづらく、何度も挫折しそうになった

ダントツの最下位でした

 

 

 

 

 

 

本屋大賞 予想】

 

ここらかは個人的な感想は無視して

例年の傾向と対策をふまえて

書店員さんになったつもりで

本屋大賞を予想します

 

 

 

 

 

 

 

 

①ライオンのおやつ

②線は、僕を描く

③店長がバカすぎて

④medium

⑤ムゲンのi

⑥むかしむかしあるところに死体がありました

⑦流浪の月

⑧熱源

⑨夏物語

ノースライト

 

 

過去の本屋大賞の傾向と対策から

上位3作品が有力候補なのではと思います

 

 

 

全10作品を読んでみて

現在の小説の流行のようなものを感じとれた

 

●読みやすい

●展開が早い

●正義と悪がはっきりしている

●どんでん返しのラスト

 

これらの要素のある小説が

読まれやすいのかなと思えた

 

そういう小説も悪くはないけど

行間を読んだり情緖や奥ゆかしさを感じられないので

過度に読者に寄り添った作品は

あまり好みではないです

 

 

 

個人的な意見ですが、どんな芸術でも

《作り手が商業的に受け手に歩み寄ってしまったら芸術表現は終わりだと思います》

 

 

 

 

 

さぁ今年の本屋大賞はどうなるでしょうか?

発表が楽しみです

 

ではまたCiao!

沖縄旅行記(後編)

沖縄の旅から帰ってきて数日が過ぎた

 

全国の天気予報を見ると

つい沖縄の天気を確認してしまう

そして思い出に浸り軽い虚無感に襲われる

本当に楽しかったという証ですかね…

 

 

 

それでは沖縄旅行記のラストです

 

 

 

旅行へ行ったら必ず旅先の

危険そうな歓楽街を歩く

 

その街の雰囲気や文化などが

人や建物から滲み出るエネルギーを

肌で感じられるから歩く

 

沖縄の夜の風俗街は

肉欲に溢れたデンジャラスな印象だった

少しでも気を許したら

のみ込まれそうな殺気で

緊張感を持って慎重に歩いた

(道端に居座るキャッチの男達の立ち振る舞いでなんとなく感じる事ができる)

 

そんなヒリヒリとした

シビれる感覚を味わって歩くのも

刺激的で楽しい

 

 

 

お腹を空かせて

歓楽街にある予約していた店にGO

 

有名な豚しゃぶ屋さんみたいです

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初アグー豚。甘みがあり上品な味でした

旨い。旨い。旨い。

野菜も旨い。

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旨すぎるコース料理を満喫

 

お店の人がテーブルに付いてくれ

アレコレとおもてなしをしてくれた

(個人的にはお店の人に気を使ってしまうので自分でやりたい派です)

でも、おもてなしありがとう!

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ラストはおじや。

お米がダシを吸って美味しいかった

 

《食》は一瞬で人を幸せに導いてくれる

世の中にはまだまだ美味しい食べ物が沢山あるんですね

ご馳走さまでした

 

 

 

 

移動。

 

 

 

 

普段はお酒はあまり飲まないけど

旅先でちょこっと飲むのは好きです

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鳩間島

 

今回の沖縄の旅で

絶対に行きたかった場所の一つでもある

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入り口に入るなり

『今日はもう閉店なんですよ』

と言われてしまった。

しかし観光客だと察してくれて

お店の人の好意で一杯だけ飲ませてもらった

 

旅先で人の好意に触れると心温まる。

 

 

実はこの居酒屋さんは大好きな映画のロケ地でもあった

 

 

 

その映画とは…

 

 

 

 

 

 

ドン!!
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『怒り』の撮影場所でした

 

このシーン。

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広瀬すずさんと森山未來さんと佐久本宝さんが

泡盛を飲んでいた居酒屋さん

 

この場所

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映画のシーンを思い出しながら

周りの人にバレないように

店内をチラチラと眺め興奮していた

アイドルに熱中する人達の気持ちが少し理解できた

自分も映画オタクの端くれ

ミーハーな心を持っている事を実感。
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沖縄名物のオリオンビールとソーキそば。

さっぱりしてて美味しかったです

 

店を出る。

 

映画では酔っ払って路地を歩くシーンもあったので

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同じくホロ酔いで自分も歩いた

夜の沖縄は半袖ででも涼しく過ごせる時期で

夜風を浴びながらの散策は気持ちよかった

 

 

ホテルへ戻り

就寝。

 

 

 

 

沖縄旅行の最終日

急遽、サンライズが見たくなり

めちゃくちゃ眠かったけど

まだ暗い早朝に車を走らせ

再び平和祈念公園へ行った

 

真っ暗な空から

ジリジリと明るくなる空模様に感銘
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雲が多かったけど

ほんの一瞬、朝日が顔を出してくれました

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早朝の平和祈念公園は波の音と鳥の鳴き声に

溢れていて地球を感じました

 

眠い目を覚まして行ってよかった

 

 

 

 

そして沖縄のラスト オブ ご飯

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ステーキで胃袋を満たす

 

 

初めて飲んだA&Wルートビア
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噂通りの不味さで

一口でギブアップでした

アメリカ人の舌はどうなってんのかなと思った

 

 

 

 

空港。

帰りに乗る飛行機を眺めてると

切なさで胸が苦しくなる

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それだけ楽しい旅だったという証でもある

そして帰宅。

 

 

本当に楽しい旅になった

沖縄はいつか住みたいなと思う場所でした

寒くなったらまた来ます

ありがとう沖縄!

 

 

 

【後記】

家に帰ってからの数日間

しばらく脳内で車で聴いていた

BEGIN『島人ぬ宝』が無限ループしてました♫

 

 

それではまたCiao!

沖縄旅行記(中編)

小説を読んだり映画を観る

この行為の最大の理由は

『新しい価値観に触れたいから』

 

新しい価値観を知ると

今迄の自分自身の一部が破壊され

新しい自分が創造される感覚を覚え

その実感が堪らなく快感で楽しい

 

小説や映画は擬似体験だが

リアルに体感できる行為もある

それは『旅』

旅は《破壊〜創造》を

生身で体感することができる行為です

 

 

 

沖縄旅行記の続きです

 

 

朝。

人通りの少ない国際通りを散歩

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知らない街の静かな朝の散歩は気持ちいい

夜までにぎやかだった商店街のシャッターが閉まった

まだ眠っている感じも好きです

 

 

 

朝ごはん
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お目当てのお店に立ち寄り

 

スパムおにぎり。

これも食べたかった名物

沖縄の食べ物はボリュームがある印象ですf:id:ken03120:20200324120533j:image

近くの公園に座り清々しい朝食。

のどかで平穏な時間。

こういう平穏な時間を

幸せって呼ぶんですかね。

さんぴん茶との相性もバッチリでした

 

 

 

 

 

今回の旅は楽しむ事が大前提でしたが

戦争を少しでも近くに感じるという

目的もありました

 

第二次世界大戦の事や

太平洋戦争の事を映画を観たり

調べたりして沖縄へ行きました

 

 

 

 

 

南風原文化センター。

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沖縄戦の歴史や文化などの資料が展開

ここの展示品や演出には戦争の残虐性が

ストレートに剥き出しに展示されており

感慨深い気持ちになった

 

個人的な意見ですが戦争を表現するのに

エンターテイメント性はいらない

残酷でグロくてもそのままの悲惨な歴史を

リアルに描くべきだと思う

 

そして見た人が戦争なんて愚かな行為は

二度と起こしてはいけないと

思わせなければいけないと思う

ここの資料館はそんな見応えがありました

 

 

 

移動。

 

 

 

沖縄陸軍病院 南風原壕群20号 f:id:ken03120:20200324121113j:image

ガイドさんが付いてくれ解説してくれた

(要予約)

 

ヘルメットを被り懐中電灯を持って号へ。

ここも貴重な体験ができた
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戦時中にツルハシで穴を掘り病院を作る
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重症患者がすし詰め状態だったらしい

暗くて狭い。
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医師が治療で手や足を切断していたらしく

糞尿も含めて

臭いも強烈だったみたいです
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当時ひめゆり学徒隊の女生徒が劣悪な環境の中

負傷した兵隊を看病していたと考えると悲しくなった

 

 

 

 

そしてここへも行ってきた↓

 

 

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ひめゆりの塔。慰霊碑
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彼女たちの人生を考えたら言葉にならなかった

 

 

 

移動。

 

 

 

 

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知念岬
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沖縄にはたくさんの見晴らしの良い岬がある

風が心地よかったです

 

 

移動。

 


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斎場御嶽

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世界遺産
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なんかの聖地みたいです

何度も資料を読んで理解しようとしましたが

なんの聖地なのかはわかりませんでした

 

とにかく世界遺産でなんかの聖地みたいです

入場料を払ってまで行く価値に疑問を感じました

 

暑かったので琉球コーラで喉を潤す

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ハードにスパークしてました。

旅行先の名物はかかせませんね。

 

 

 

移動。

 

 

 

 

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昼食
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タコライス&タコス。

美味しかったですよ

 

 

 

移動。

 

 

 

ニライカナイ

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今回の沖縄の旅では

ここからの景色が一番好きでした
超オススメのスポットです。

 

 

 

移動。

 

 

そしてメインの場所へ。

 

 

 

 

平和祈念公園

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圧巻。
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圧倒的な何かを感じた。
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人間が人間を殺す行為。

戦争

どうして人間は愚かな争いを続けているのだろう
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地球にいる多くの人間が平和を望んでいるのに

どうして平和は訪れないのだろう
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そして今の自分には

何ができるだろうか

何をするべきなのだろうか

何をしなければならないだろうか

 

 

 

実際に足を運んでみて

映画や本やテレビやネットからの情報では

伝わらない《念》みたいなものを感じた

 

 

 

平和祈念資料館

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《知る》ということの大切さを感じた

《考える》きっかけになった

《動く》自分の周りの人を愛し感謝する心を持つ

 

効率的でデジタルな現在の世の中

こんな時代だからこそ

非効率でアナログな行為が重要だと思いました

 

充実した時間を過ごす事ができ大満足です

 

後編へ続きます

 

それではまたCiao!!

 

沖縄旅行記(前編)

学生の頃は時間はあってもお金がない

社会人になるとお金はあっても時間がない

 

お金と時間の一般的な

社会システムの中の関係性

 

お金と時間の両立は難しい

 

なのでお金も時間も

自らの意思で選択しコントロールしないと

生み出しづらい

 

自由にできるお金と

自由にできる時間が

多いほど価値観という器が

大きく膨らんでいく気がする

 

 

お金と時間を捻り出し

旅に出てきた

 

 

人類の文明が発明した

とても便利な鉄のかたまり

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空港のロビーでこれから自分が乗る

この鉄のかたまりを眺めるひと時は

希望に溢れていて大好きな瞬間

 

 

 

東京から飛行機で約2時間50分

 

 

 

 

 

 


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沖縄に到着

 


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初沖縄。気温25℃。

 

 

着いてすぐに感じた事は

花や葉っぱの香りが充満して

心地良く温かい風が流れている

とういこと。

 

 

 


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さっそく沖縄で有名な観光スポットの

国際通りへ。

東京では見ないお店ばかりだったので

テンションも上がる

 

現地の人に聞いたらコロナウィルスの影響で

観光客は激減らしいです

人混みが苦手な自分にとっては

好都合でもありました。

 

 

 

 

 

昼食。
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予約してたお店のステーキ屋

石垣牛

目ん玉が数ミリ飛び出そうな値段でしたが

大大奮発の大大大満足でした

やはり肉は最強ですね

石垣の牛さん。ありがとう!

 

 

 

 

今回の旅はレンタカーを借りてのクルマ移動

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ハイブリッド車に乗ったのは生まれて初めてで

静かさとスムーズに進む加速力に驚きでした

 

 

 

夏川りみさんの曲を聴きながらの

沖縄ドライビングは最高でした♫

 

 

 

 

そして
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どうしても行きたかった場所

 


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首里城

 

 

皆さんもご存知の通り去年の10月31日に

火災に合ってしまい門しか観ることが出来なかった

でも歴史は感じる事ができた


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現在は再建を目指し工事中みたいです

 

 

 

 

移動。

 

 

 

そしてそして何年ぶりだろうか?

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レンタバイクで原付に乗る

 


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沖縄の気候は最高で

全身で風を浴びながら

海沿いを走るのは気持ち良く

無敵な気分になった

 

※旅先での原付はオススメですよ。

 

 

バイクを走らせ沖縄のビーチ。
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こんな青く透き通った海を見るのは

初めてだった
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嘘みたいな透明感

沖縄の綺麗な海が心を解放してくれ

足だけ海に入って軽〜く、はしゃいだ。

 

 

移動。

 

 

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絶景スポットの万座毛の岬へ


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夕日を見て、たそがれる。

地球を感じた。心が浄化した。

 

 

 

 

夕食。

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口コミでの評価の高いハンバーガー店へ。
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美味い!美味い!美味すぎる!

ビックリした!

ハンバーガーの概念が覆った

暫定、生涯一番のハンバーガーでした

お店の雰囲気もアメリカンで良かったです

もし沖縄へ行く予定がある人は

食べて驚いてほしいです

(※食べづらいハンバーガーほど美味しい説)

 

 

 

移動。

 

 


美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ

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にぎやかな英語が飛び交っていて

もはやこのエリアはほぼアメリカでした
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個人的な想像ですが

この娯楽施設は

色々な大人の事情があるのかな?

と思いながら散策してました

それにしても華やかな空間でした

 

 

 

そして

ホテルへ帰ってベッドにダイブ。

旅の1日目の夜のホテルは

何にも変えられない快楽。

 

 

沖縄。

楽しい楽しい楽しすぎる。

 

 

沖縄旅行記(中編)に続く

 

それではまたCiao!