2月自宅鑑賞映画ランキング
今日は日中、暖かかったですね
近所を散歩して
公園のベンチで
缶コーヒーを飲みながら
このブログを綴ってました
とても平和な時間が流れていて
いま世間で騒がれている出来事が
嘘のように感じている
早くこの騒ぎが終息する事を願ってます
さて本題ですが
家ではだいたい本を読んでるか映画を観ている
その二つのどちらかをして
至福の時間を過ごしている
小説と映画
どちらに時間を使うかは
その時の気分によって変わる
2月は映画の気分だった
カーテンを閉め
部屋を真っ暗にして
スマホの電源を落として
外との世界をシャットアウトして
映画に没頭する時間が
堪らなく心地よい
今月は自宅で25本の映画を観ました
その観た映画のなかで
独断と偏見でベスト10を決めました
参考までにご覧下さい
それではどうぞ!
10位
『ある女流作家の罪と罰』
実話ベースの売れない作家の物語
主人公のやさぐれ感と監督の演出力に見入ってしまった
海外の映画批評家の支持が高くなって
広まった作品らしいです
日本では劇場未公開でした
良い映画が劇場で公開されないって哀しいですね
主人公の泥臭く必死に生き延びる姿に感銘した
9位
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』
追求する実話
正義感の溢れるジャーナリストの信念に心を惹かれた
アメリカ政府はめちゃくちゃですね
(日本もだけど…)
余談ですが先日発表された日本アカデミー賞に
『新聞記者』が作品賞に選ばれたのは
とても喜ばしく嬉しい出来事でした
8位
『希望の灯り』
シンプルな物語。淡々としたストーリー展開
こういう普遍的な日常を描いた
大きなことは何も起きない
静かな雰囲気の映画は好きです
主人公の俳優さんの表情や立ち振る舞いが
素晴らしかった
とにかく地味なのに観ている人を引き付けてしまう
魔法のような魅力に浸れた
7位
去年話題の評価の高い映画でしたね
女王陛下の心の中の孤独感を巧みに操り
這い上がる主人公と周りの人間の
心の動きが見事にされていた
衣装も素晴らしくて
ラストの主人公の表情が印象的だった
女たちの水面下の戦いは見応えがあった
6位
『暁に祈れ』
イギリス人ボクサーの主人公が
再起を期すべくタイに移住したが
結局はドラッグに溺れてしまい
やがて刑務所に収監される事になる実話
劣悪なタイの刑務所がリアルに描かれていた
そこで必死に戦い道を切り開いていく姿に
勇気をもらえた
こういう底辺から這い上がる映画は好きです
5位
『ハクソー・リッジ』
衛生兵として従軍した
実体験を描いた戦争映画
人を助けるという強い信仰心
揺るぎない信念を貫く姿に感銘を受けた
メルギブソン監督、素晴らしいです
4位
『バイス』
アメリカ大統領ブッシュの下で
副大統領を務め
「アメリカ史上最強で最凶の副大統領」と呼ばれた男の実話
クリスチャン・ベールの素晴らしい凄い役作りや
映画へ対する意識の高さに脱帽した
やはりクリスチャン・ベールでした
映画としても見応えのあり面白かった
3位
『ギルティ』
観客の頭の中を支配し
想像力を巧みにコントロールし
その想像力を積み上げ破壊する
聴く映画でした
キューブやソウなどの
こういうアイデア一発勝負の
革新的な映画は大好きで
もっと観たいです
お金がなくても良い映画は作れるものですね
2位
『サウルの息子』
囚人であるハンガリー人の男サウルに起きる一日半の出来事を描く
映画のリアリティに超没入してしまった
凄い凄い凄い凄い
ただ凄い映画だった
世界のあらゆる賞を受賞した事に納得
映像の質感が好みでした
1位
『ボーダー 二つの世界』
なんなんだ?
一体なんなんだ?
この映画はなんなんだ!?
言葉にならない衝撃作!
とにかく『なんなんだ?』って感じで
心が乱れに乱れ荒れ狂いました
とくにあのシーンはビックリした
今までに観たことのない革新的な映画でした
今月の1位はダントツでこの作品です
今月は洋画の良作に出会えました
邦画の話題作も色々と観ましたが
いまいちピンとこなかった
3月はコロナウィルスの影響で
劇場公開の映画が次々と延期になってますね
なので今月も自宅での鑑賞が増えそうです
3月もどんな映画に出会えるか楽しみです
それではまたCiao!
熱海旅行記
毎日同じ時間に
毎日同じ行動をとって
毎日同じ生活を送っている
そんな毎日だと
ロボットになったような気分になって
頭がおかしくなってくる
何もかも捨てて
いつもと違う空間へ
身を投じてみたくなる
そして
身を投じてきました
(何もかもは捨てなかったけど)
海沿いを車で走るのは気持ちいい
昨今は大型商業施設やチェーン店などの台頭で
どこの街へ行っても同じ景色や風景
なので
古き良き昭和な街並みや
個人経営店が集まる商店街を見つけると
テンションが上がり散策したくなる
そして
旅には『食』は欠かせない
《贅沢》は
最高の至福のスパイスとなってくれる
三島由紀夫が通っていたという
喫茶店があるという情報を得たのでGO
到着
なんと
休み……。
しばらく立ち尽くす。
旅にアクシデントはつきもの
また来ます。
別の喫茶店へ
さっそくIN
懐かしい。ゲームができるテーブル
今となっては貴重ですね
さっそく100円をIN。
あまりパックンパックンできずに
すぐにゲームオーバー。
パックマン難しかったけど楽しかったです
もちろん観光も旅の醍醐味
心を豊かにする
『いちばん好きな花は?』
と問われたら
即答で『梅』と答えるほど
梅の花が好きです
品格があってなんか好きな花
ちなみに
梅の花のような
男に憧れ
梅の花のような
女性に心を惹かれます
そしてメインイベント
起雲閣
たくさんの文豪たちにも愛されていた場所
中庭
癒される
そしてそしてそして
念願のアノ部屋へ
↓
ジャーーーーン!!
執筆していた部屋らしいです
自分の人生を狂わせてくれた小説が
ここで書かれていて
いま自分はそこに足を踏み入れている
感慨深い気持ちに…。
思わずある衝動に駆られた
周りに誰もいない事を確認して
畳の上に寝転んでゴローーーンとしてやった
太宰治を体の中に染み込ませるように
ゴローーーンとしてやった
旅の開放感が自分を
理解不能な行動へと導いてくれました
そして
谷崎潤一郎が昔住んだいた家へ訪問
今は別の人が住んでるみたいです
谷崎潤一郎が愛してやまなかった
ロールケーキ
(売り切れ)残念でした
文豪に愛される街
熱海
いいところでしたよ
大満足の現実逃避の旅でした
【後記】
現実を逃避させた瞬間は最高の気分だけど
逃避してから現実に戻った瞬間は絶望的ですね
また逃避したいです
それではまたCiao!
岡本太郎美術館
縄跳び
ブランコ
鬼ごっこ
かくれんぼ
今日、昼、公園にて
そんな事をして遊ぶ母親と姉妹の
平穏な姿を目撃しホッコリした
自分が少年だった頃は毎日毎日
何をしていても楽しかった
明日が来るのが楽しみで仕方なかった
しかし大人になると
それらを感じる事ができなくなってしまっている
もしかしたらこの原因は
経験を積み重ねた結果なのか
純粋な心を失ってしまったからなのか
わからないが公園で遊ぶ子供達を見ていると
羨ましいなと思ってしまった
大人になって、ふと子供の頃の
記憶が蘇る瞬間が時々ある
●天気の良い日に葉っぱの香りを感じると
小学生の頃の遠足の時を思い出す
●10円ガムを食べると小学校の近くにあった
駄菓子屋さんを思い出す
●エーデルワイスを聴くと小学校の音楽室で
たて笛を吹いていた瞬間を思い出す
匂いや味や音や視覚などで
自分の中の眠っていた細胞が刺激され
その細胞から色々な記憶が蘇ることがある
その瞬間がたまらなく好きだ
この細胞が活性化する瞬間は
思い出だけではなく
《新しい価値観や表現》に触れると
生命に魂が宿ったように感じる
その瞬間もたまらなく好きだ
川崎市にある
『岡本太郎美術館』へ行ってきた
感想を結論から言うと
体内の細胞が大爆発を起こし
大興奮の大発狂でした
凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い
凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い
凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い
常識をぶっ壊す表現からは
巨大なエネルギーが溢れ出ていて
《エネルギー酔い》してしまうほど
衝撃的だった
また岡本太郎さんは
芸術家でありながら
《言葉》を大切にしている印象もあった
あなたの職業は?と問われ
『職業は人間だ!』
という言葉に強く心を打たれた
生き様を作品にしてしまう人間は
大好きです
ポストカード購入
撮影可能だった写真だけを載せましたが
生で作品を体感すると圧巻の一言でした
写真には映らない
生の岡本太郎さんの熱を感じて
細胞爆発を体験してほしいです
【後記】
岡本太郎ピックを購入。
さっそく帰ってこのピックでギターを弾いてみた
もちろん爆発した音色が出るはずもなく
ピックは即インテリアにしました🎸
それではまたCiao!
信仰の自由
もしも自分の愛する人が
その辺に落ちている石に
100万円の価値を見い出し
その石に幸福を感じて100万円を払い
心が豊かになるのはいけない事だろうか?
またその信仰を心の底から尊重できるだろうか?
【信仰の自由】
信教の自由(宗教の自由)とは、特定の宗教を信じる自由または一般に宗教を信じない自由をいう。
今村夏子さんの『星の子』を読んだ
あらすじ
この物語の両親は生後間もない娘の原因不明の湿疹に苦しむ。
ある日『金星のめぐみ』という
特別な《水》を貰い使ってみると
病気が回復する
それ以降、両親はその水を販売していた
新興宗教にハマっていく物語
《信仰心》について
すごい考えさせられた小説でした
病気が治ったのは事実
しかし水は公園のただの水道水
病気が治った事実と水の成分には
なんの因果関係もないウソだった
でもだからと言って
両親の《信じる心》を
否定してもいいのだろうか?
自分の頭の中で
善と悪。尊重と尊厳など
何が正しいのか
わからなくなってしまった
そして自問自答してみた↓
(Q)
もし自分の両親が定年退職をして
毎日淋しい生活を送っている
コミュニケーションを取る相手もいなく
暇を持て余していたとする。
問1
(親)
『新しいくできた友人と海外旅行をする事になって海外へ行こうと思うんだけど、どう思う?』
(自分)
『いいじゃん!行ってきなよ』
問2
(親)
『新しくできた友人とバンドを組むことになってギターを買おうと思うけど、どう思う?』
(自分)
『いいじゃん!やってみなよ』
問3
(親)
『新しくできた友人に幸せになれる壺をオススメされて、壺を買おうと思うんだけど、どう思う?』
(自分)
『…………。』
《壺》というワードにどうしてもブレーキがかかってしまう
旅行。ギター。壺。
これらの一体なにが違うのだろうか?
何に価値を感じるかの定義なんて人それぞれで
本人が幸せを感じられるのであれば
肯定すべきだと理屈では思う
しかし
『壺いいじゃん!買いなよ』
とはどうしても言えない自分がいる
愛情がある人ほど否定的になってしまう
世の中には多様な価値観がある
●ゲームの中の世界に大金を課金する人もいれば
●インスタに写真を上げる為だけに行動をする人もいる
●キャバクラやホストクラブに貢ぐ人もいる
●アイドルのCDを大量に買う人もいる
小説の1600円や映画の1900円は
興味がない人にとってはバカ高いだろう
幸せの形は人の数だけ存在する
お金を何に使うかはその人の自由だ
わかってはいるけど
自分の価値観で物事を判断してしまう
もしも家族や恋人や友人など
自分の愛する人が
信憑性のない人や物に
信仰心を感じ依存していたら
一体どんな行動をとるのが正解なのか?
『壺いいね!買いなよ』が愛情なのか
『壺なんて買わない方がいい』が愛情なのか
どちらが本当の愛なのだろうか
考えれば考えるほど答えが出てこない
そんな事を思いました
【後記】
『星の子』を読んでの自分なりの解釈ですが
新興宗教にのめり込んだ両親に対して
主人公の心境は
『親の信仰心を最後まで理解はしなかったけど
尊重という行為を選択したんだと思った』
《理解せずとも尊重する》
ってすごい難解な行為で
自分の心の器では大きすぎる
思考と行為だと感心してしまった
ではまたCiao!
箱根彫刻の森美術館
『芸術』
芸術(げいじゅつ)とは、表現者あるいは表現物と、鑑賞者が相互に作用し合うことなどで、精神的・感覚的な変動を得ようとする活動
知識も経験も全くないけど
芸術作品を体感するのは大好きです
その中でもピカソの作品には
訳もわからず心が動かされ
惹きつけられてしまう
『ライ麦畑でつかまえて』J.Dサリンジャー
この小説を読んで
この装丁のこの絵が
ピカソの作品だとは気づきませんでした
この小説の主人公のホールデンと
この絵が絶妙にマッチしていて好きになった
なのでピカソを好きになったのは
サリンジャーの小説のおかげでもあります
箱根彫刻の森美術館にある
ピカソ館へ行ってきました
芸術に《言葉》なんて野暮だと思うので
写真と擬音でご紹介します
ロマンスカーでビューーーン!!
箱根ドーーーン!!
彫刻の森美術館バーーーーーン!!
そこら辺にアートがバンバンバーーーーン!!
2月の青空スイスーーーーーイ!!
岡本のタローーーーン!!
女神
引きからの〜〜
寄りドーーーーーーン!!
テレビで見たことあるヤーーーーーーツ!!
死人?
殺人?
犯人?
そしてメインの
ピカソーーーーーーン!!!
(完)
乱文。乱写。乱音。
失礼しました。
芸術やアートは
水や食べ物みたいに
人間が生きる上で
絶対に必要なモノではないかもしれない
しかし芸術やアートがなかったら
人間が人間で在ることが
できなかったのかもしれない
少なくとも自分の人生にとって芸術作品は
絶対に必要なモノだと感じた
心の熱量が不足している方は
是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?
それではまたCiao!
1月。自宅。鑑賞映画。
昔から家にいるのが好きです
厳密に言うと外出があまり好きではない
もっと厳密に言うと人と接するのが苦手です
外は寒いし
人混みが苦手で
ストレスが溜まってしまう
なのでノンストレスの家が大好きです
家ではだいたい本を読んでいるか
映画を観て至福の時間を過ごしている
今年から家で観た映画を記録する事にした
自宅での映画はレンタルかBS&CSの映画チャンネルで鑑賞している
1月は23本の映画を鑑賞した
その中で1月のベスト10を紹介します
第10位
『バーニング劇場版』
ツイッターで2019年映画ベスト10に入れている人が多かった作品
観る人によって多様な解釈があると感じた映画
静かにそして残酷に時間が進んでいく物語の変化に引き込まれた
夕陽に照らされる3人のシーンが印象的でした
第9位
『アルキメデスの大戦』
山崎貴監督に苦手意識があったので
この映画は劇場での鑑賞はしませんでした
しかしオープニングの迫力ある映像を観て
絶対に劇場で観るべき映画だったと後悔した
余談ですが
《風変わりな天才数学者》
もしもこの映画の主演か木村拓哉さんだったら目も当てられなかったと思う
さすが菅田将暉さんでした
第8位
『TOKYO』
1月は『パラサイト半地下の家族』の公開があるとわかっていたので
ポン・ジュノ監督の過去作を何本か観た
『TOKYO』は数年前に観たが
かなり忘れていた
そして繊細で大胆な演出が素晴らしかった
第7位
『僕たちは希望という名の列車に乗った』
この映画も2019ベストに入れている人が多かったので鑑賞
虐げられた若者の強い信念に心を打たれた
鑑賞後に当時のドイツの歴史を調べ感慨深い気持ちになった
ロビン・ウィリアムズ主演の『いまを生きる』をオマージュした作品だと感じた
第6位
『ゲットアウト』
『アス』を観てジョーダン・ピール監督に心を動かされたので鑑賞
オリジナリティ溢れる社会風刺の効いた作品
アメリカの現状と歴史を知っていれば
もっと楽しめたと思うが
知らなくてもめちゃくちゃ面白く観られた
何かが起こる予感のゾクゾク感が堪らない
第5位
『ちいさな独裁者』
言葉巧みなウソによって将校の威光を手に入れた脱走兵の若者が
怪物的な独裁者に変貌していく様が
見事に描かれていた
こういう人間の心理を描いた映画は大好き
しかもこの物語が実話だと知り驚いた
第4位
『バッドジーニアス 危険な天才たち』
全く期待せずに何となく観ていたら
次第に虜になってしまった
集団カンニングの実話ベースの物語
役者の演技と飽きさせない監督の演出手腕が光っていた
単純に面白かった
頭の良い人が悪いことを計画すると
ドラマが生まれます
第3位
『リメンバー・ミー』
ピクサー映画にハズレなし!!
過去作も含め大人向けに作られた作風の
ピクサー映画の方が好きです
人間にとって大切なものが全て詰まっていた
文句なしのハートフルな傑作でした
色彩が鮮やかで美しいかった
第2位
『殺人の追憶』
ポン・ジュノ監督、あっぱれです!
役者や演出やセットなど
徹底的なリアリティを追求してる所が大好きです
実話ベースの残虐な犯罪映画
少し前にこの映画の実際の犯人が捕まったみたいですね
ラストシーンでのソン・ガンホのカメラ目線に
震えた
第1位
『スカーフェイス』
もう何回観たかは忘れたけど
オールタイムベストの大傑作
今のアル・パチーノも好きだけど
この頃のアル・パチーノのギラギラした目が
堪らなく好きです
《マフィア+下克上=大好物》
完璧な映画だと思う
もう一度言います
完璧な映画です!
1月は皆さんの2019年映画ベスト10に
ノミネートした作品を鑑賞できた
ここに入っていない作品も何本か観た
肌に合わない作品もあれば
映画館で観ればよかったと思う作品まで
多ジャンルの映画を楽しめた
基本的に自分は映画に対して
2つの事を強く求める傾向と好みがある
『人間味』と『リアリティ』
この2つが映画に出ていれば出ている程
心が震える
なので実話ベースの映画に不思議と惹かれてしまうんだと思う
2月はどんな素敵な映画に出会えるのか楽しみです
それではまたCiao!
顔顔顔顔
【顔】
人間の頭部の正面の大部分を占めるのが顔である。
顔には眼が左右に並んでいる。
その上に眉がある。眉の上から頭髪までの間が額である。
両眉の間は眉間といい、眉間から下に鼻が出ている。
鼻の下に口があり、その下が顎である。鼻や唇の左右を頬という。
●ランドセルを背負うと小学生の顔になっていく
●制服を着ると学生の顔になっていく
●スーツや仕事着を着ると社会人の顔になっていく
●結婚をすると既婚者の顔になっていく
●子供を産むと親の顔になっていく
●孫が生まれると老人の顔になっていく
●心臓が止まると死人の顔になっていく
『顔は履歴書』
どこかでそんな言葉を聞いたことがある
人間は環境によって
顔つきが変わってくる
そしてその人間の
《生き様》が顔には滲み出る
一般的に《カッコいい&かわいい》と言われている人に対して
同感する時と疑問に思ってしまう時の
2通り感じることがある
これは《表面的な美》と《内面的な美》の
違いなのかなと感じる
《表面的な美しさ》ばかりを求めている人間は
スカスカでみっともない顔になってしまう
逆に自分の思想や価値観や想像力を向上させようと
《内面的な美しさ》を磨こうとしている人間は
キラキラした美しい顔になってくると思う
それだけ人間の内面は
外側に滲み出ててくるものだ
三島由紀夫の『午後の曳航』を読んだ
あらすじ
航海士として世界を駆け回る男が女性に恋をして結婚をする
いつも側にいられるように船乗りの仕事を辞め
家族に入る
船を降り家庭を大切にした途端に
男の魅力が無くなっていく
そしてラストは…。
危険でヒリヒリした場所に身を置く人間の性質
安全で安心できる場所に身を置く人間の性質
何かを手に入れると何かを失う
人間の魅力って何なんだろうか
美意識に正解はないが
三島由紀夫の美への理想と現実の
美学を堪能できた
そして激しく賛同もできた
どんな生き方をするか
どんな顔つきに憧れるか
自分はいつまででも
《男》という屈強な生物であり続けたい
そしてカッコいい老人になってやろうと
この小説を読んで思った
皆さんはどんな顔つきに憧れますか?
そんな事を思いました
【後記】
昨今の『男性の女性化』と『女性の男性化』が
どんどん進んでいる気がする
古い考えなのかもしれないけど
そんな風潮に強く違和感を感じてしまう
ではまたCiao!