徒然なるままに…。

自由に気ままに綴ります

『いざ資格取得への旅』

ずっとやってみたくて

ずっとやっていなかったこと

いつでもできると思っていて

いつまでもできなかったこと

いつかやりたいと思っていて

いつかで終わってしまっていること

 

生きとし生けるものは必ず終わりを迎える

それなのに永遠に生きていけるかのように生活をしてしまう

やりたいを願望のままで終わらせるのか

やりたいを実行&実現に移すのとでは

人生の豊かさに雲泥の差が生まれると思う

 

『やりきった!もうやりたい事はない!』

と思って呼吸を終えられたら

とても幸せな生涯だと思うし

自分はそんな人生を全力で生きたいと思う

 

 

☆   ☆   ☆   ☆   ☆

 

 

ずっと前から大型自動車の免許を取ってみたいと思ってました

目的や理由はないのですが何となく頭の中に

その欲望がユラユラと揺れ動いていて

その想いが最近徐々に強くなっていた

ふとその湧き上がる熱量の赴くままに行動してみようと思い直感的に決断することにした

 

自分の住む地域の教習所へ通うパターンもありましたが

今とは違う場所へ行って束の間の休息的な生活を送ってみたという欲望もあったので

合宿での免許取得に挑むことにした

合宿の期間は10日間でした

どこの場所でどのように過ごそうかワクワクしながら吟味した

折角だし行ったことのない土地にしようと

なんとなくこれも直感で決めることにした

 

運転免許の合宿期間中は一人の時間もたくさん作れそうだったので

自分ルールを4つ決めて合宿へ向かうことにした

 

⚫︎SNSと離れる(若干依存していたので)

⚫︎英語の勉強をする(英検4級試験へ向けて)

⚫︎株式投資の勉強する(ずっと挑戦してみたかったので)

⚫︎新しい目標への準備をする(いずれお知らせできればと思う大きな目標)

 

この4つの自分ルールを決めて

静岡県浜松市へ10日間の大型自動車免許取得へ

実行&実現の旅へと向かうことにした

 

 

☆   ☆   ☆   ☆   ☆

 

 

朝早く大きめのリュックを背負って新幹線を待った

早起きが苦手な自分にとっては早朝の新幹線のホームは異世界

自分自身の姿が異物のように感じた

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そして、いよいよ旅が始まる

正直に言うと怠け者で保守的な自分にとっては

新しいことにチャレンジするのは億劫で恐怖心もあった

新幹線のホームにいる時の心の中の心境は

寒い。面倒くさい。家に帰りたい。不安で心細い。怖い。

こんな気持ちで心がグニャグニャに揺れ動いてました

それでも新しい事にチャレンジしてみたいという

リトルkenの強い欲望もあったりで

謎の自己矛盾に悩まされながら新幹線に乗った

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車内では本でも読もうと思ってましたが

絶好の天気だったので窓の外の景色をぼーっと眺めてました

そういえば無心になって心からぼーっとしたのは久しぶりだなと感じながら

ただひたすら約90分間ぼーっとしていた

最近は何かと予定が詰まっていて心が疲れていたんだと思う

流れる景色を見ながら制約のない新天地への

希望や不安は心に栄養を与えてくれた

 

 

 

【浜松駅】

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初上陸。とても綺麗で品性のある街並みでした

泊まるホテルが浜松駅前だったので結論から言うと

この駅周辺の街を毎日散歩&散策することになりました

浜松の人の人柄はとても穏やかで元気な学生も多く治安も良くて好印象でした

 

 

 

【教習所】

予約した教習所はとても綺麗で親切な対応でした

教習所に着いて手続きをして初日から直ぐに

大型自動車を運転することになり、かなりビビってしまった

初めての大型自動車のハンドルを握った瞬間

思わず『でけ〜』と声が出てしまった

その時、隣に座っていた教官がニカッと笑っていたのが印象的でした

運転はとても楽しく徐々に運転に慣れてくると

S字クランクやバック駐車や縦列駐車などもできるようになり楽しめた

 

免許取得へのコツは隣に乗る教官がどんな性格でどんな運転を好むのかを

喋り方や仕草や身に着けるモノから察知して

その教官の好み通りの運転に徹することだと感じた

人の目ばかりを気にしてしまう欠点を持つ自分にとっては

それは割と得意なミッションでもありました

欠点が利点になることもあるんですね

 

 

 

【ホテルでの出来事】

自動車の教習は法律で1日2時間しか乗れないというルールがあり大型は学科試験もないので

今回の旅はとにかく時間があった

泊まったホテルには必要最低限のモノしかなく

この状況は逆に何かに集中するチャンスだと思ったので

何もない環境のホテルは好都合でした

英語の勉強や株式投資の仕組みを学んだり小説などを集中して読み耽ることができた

また今までの自分の生き方や今後の生き方など

独りになり自分の心の中を見つめ直す良い機会にもなった

何もない独りの環境を無理矢理にでも作るという行為はとても大切なんだなと感じた

今後も定期的にこんな事はやっていこうと思った

 

自分は地方のテレビ番組やCMを見るのがとても好きです

なぜならばその地域の文化や温もりを感じられるからです

浜松はサッカー番組が多く地元の高校サッカーの特集なども放送していた

ニュース番組もほっこりニュースが多くて好印象でした

パチンコのCMが奇抜で攻めていて好きだなと思ったホテルでの出来事でした

 

 

 

【うなぎ屋での出来事】

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浜松といえば鰻ですね

ネットで調べて美味しそうなお店へ行った

焼き方やタレの味など東京の鰻とは少し違っていて美味しく楽しめた

鰻を食べていて至福の時間を送っているときに

それをぶち壊す不快な出来事があった

気品あるお店とは裏腹に声のうるさい下品なカップルが入ってきて自分の隣の席にズドンと座った

鰻を食べている自分の姿を確認した男は何故か声のボリュームが2段階も上がって何かイラッとした

その男は店員さんにもタメ口で言葉遣いも下品でイラッとした

注文をするときも、ここの鰻は天然なのか?どこ産の鰻を使っているのか?

などをしつこく聞いていて若い店員さんはとても困っていた

おそらく一緒にいる女にうなぎ詳しいアピールをしたかったんだと思う

注文後に男は鰻のうんちく話を自慢げにひけらかした

もちろん自慢をする度にチラッと、こちらも見てきてた

銀座!六本木!西麻布!などの名所も出して

東京から来ました感も出したりしていた

その時は背中でこちらをチラッと見てくるという高度なテクニックも使ってきた

もちろん同じようにイラッとした

 

こういう奴がいるから東京の奴は…と地元の人に嫌がられるんだと思った

自分は生まれてから東京に住んでいますが東京生まれの人で東京を自慢する人を見たことがない

なので東京自慢をする人は大抵東京に憧れて地方から出てきた人なんだと思う

そして何よりもイラッとしたのが

その男の自慢話にメロメロになって聞いている女が割と美人だった事でした(嫉み)

そんな鰻屋さんでの出来事でした

 

 

 

【教官との出来事】

教習所の教官って怖いイメージがありましたが

自分が行った教習所は皆んな親切な人ばかりでした

実はその親切には理由があって、それは毎時間一緒に乗った教官に対して生徒が評価できるというシステムが教習所にはあったからです

これはとても合理的で素晴らしい制度だなと思えた

しかし今回の教習で1人だけとんでもなく嫌な教官に当たってしまった

教習前に『宜しくお願いします』と挨拶をしても

無言で受け流す中年の偏屈なベテランなオジサンでした

一緒にトラックに乗り教習所内を運転していると

ため息&舌打ちを何度も何度もしてきて、それが1時間鳴り止まなかった

また、聞こえる声での独り言のような愚痴なども多発していた

さすがに腹が立ってきたので

『ダメなところや言いたい事があるならはっきり言ってくれませんか?』

となるべく優しく問いかけてみた

すると『まぁ別に…でも…あぁ…まぁいいかぁ…』という腑に落ちない嫌味っぽい返答で苦痛な1時間でした

さすがにこの教官の態度は酷いと思ったので

なるべくクレーマーにならないように丁寧に

その教官の改善点を書き連ねて教習所の事務員に提出した

すると次の日、その教官とすれ違ったときに激しく睨まれてしまった

ビックリした。とにかくずっと睨んでいたのでビックリしてしまった

教科書に載せたいほどのお手本のような正式的な睨み方だった

おそらく自分が書いたクレームが届いて上司から叱られたんだと思う

誰が書いたかバレないようにしてほしいとも思ったが

子供みたいなその憎しみ溢れる睨みの表情は

まるでコントのようだったので思わず笑ってしまった

笑った行為に余計に腹が立ったのかブツブツ言いながら、さらに倍率ドン!で睨まれた

(自分は割とこんな状況や経験は好きです笑)

そんな気難しい教官との出来事でした

 

 

 

【カフェでの出来事】

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浜松駅には大きな本屋さんが1件あった

今回の旅ではホテルで本ばかり読んでいたので

その大きな本屋さんへは何回も通った

そこで本を買うと隣のカフェの50円引きのチケットがもらえた

本とコーヒーが好きな自分にとっては好都合だった

前にも書いたことがありますが自分は外では読書ができないタイプの人間です

どうしても外だと自意識が邪魔をしてしまって

本の内容が一文字も頭に入ってこないという特殊な能力を持つ人間なんです

しかし今回の旅はチャレンジというテーマもあったので久しぶりにカフェでの読書に挑戦してみることにした

本屋さんの隣に並ぶカフェだけあってカフェで読書をしている人も多かったので

これは千載一遇のチャンスだと思った

そしてカフェ読書にチャレンジした

しかしダメでした…

やはり周りの人の視線が気になってしまって

文章が一文字も頭に入ってこない呪いにかかってしまった

また後日、その本屋さんへ行って本を買ってからカフェに寄って再挑戦をしましたがやっぱりダメでした…

普段は絶対に注文しないお洒落な○○フラペチーノ的な飲み物で

それっぽい雰囲気を演出してみてもダメでした…

重度の自意識過剰病ですね

いつかまた再チャレンジしてみたいと思ったカフェでの出来事でした。

 

 

 

【グルメの出来事】

合宿期間中の10日間は毎回夕食は冷えたお弁当でした

さすがに弁当は2日で飽きてしまい

夜ご飯は浜松駅周辺を歩きながら適当なお店を見つけ突入しまくった

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浜松の人の人柄は素晴らしくて

どこのお店の店員さんも対応が丁寧で優しく気持ちの良い接客でした
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そして食べ物もボリューミーで安くて美味しいものばかりでした

映画『花束みたいな恋をした』のシーンに出てきた静岡で有名なハンバーグ屋さんの『さわやか』にも行った

とんでもなく美味しかったです

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今まで食べてきたハンバーグのなかで生涯No. 1ハンバーグになりました

まだ自分の知らない美味しい食べ物って世の中には沢山ありますね〜

日本一周の食べ歩きの旅もいいなと思ったグルメな出来事でした。

 

 

 

【健康な生活の出来事】

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合宿期間中の教習の時間は朝からあるので

朝早く起きて夜は早く寝るという規則正しい健康的な生活を送ってました

朝はだいたい6時頃に起きてしまって暇を持て余していたので

外に出て散歩したりジョギングをしたり広場で筋トレをする日々でした

そしてトレーニング後にカフェに行ってモーニングを食べ珈琲を飲んで一息つくというルーティンが最高に至福な流れでした

普段からトレーニングは好きでしていますが

こんなにも時間があるとトレーニングの量や負荷は増えるもので

浜松に行く前よりも若干マッチョ化して帰ってきた朝の出来事でした

 

 

 

【映画館での出来事】

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浜松駅周辺には映画館が2つありました

時間があったので今回の旅では計3回映画館へ行って映画を観ることができました

『TOHOシネマズ』って擬人化すると偉そうであまり好きな映画館ではないんですが

浜松のTOHOシネマズは高飛車な感じがなくて物腰も柔らかくお婆ちゃん想いの優しい好青年の印象の映画館でした

 

もう一つの映画館は風情の溢れる

とても素敵なミニシアターで

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ベスト・オブ・映画館にノミネートしてもいいと思えるくらい

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本当に大好きで素晴らしい映画館でした

ラインナップも最高ですね

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ロビーも素敵で映画の本やDVDも借りられるみたいでした

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ここの映画館へは結局2回足を運んでしまった

映画好きの皆さんは浜松へ行ったときには絶対に行くべきミニシアターですよ!

 

 

☆   ☆   ☆   ☆   ☆

 

 

そんな事をして浜松の街を楽しみつつ

コツコツと教習の課題をクリアしながら

大緊張の卒業検定に無事に合格して教習所を卒業することができました

卒業した後に教習所でお世話になった教官が自分のところまで来てくれて

『おめでとうございます。いってらっしゃい』という粋な言葉をかけてくれて笑顔がこぼれた

 

帰りの新幹線で今回の10日間の旅を振り返った

とにかく人生は行動することが大切なんだと身を持って感じた

行動には時に痛みも伴うけど

その行動がどんな結果であっても

人生の糧となり素晴らしい経験になるんだと思う

『挑戦』『孤独』『旅』

この3つは人間の価値観や器を大きく深く広げてくれる必要不可欠な要素だと実感できた

 

そして東京に帰ってきて地元の免許センターへ行き無事に大型自動車免許を取得できました

 

 

☆   ☆   ☆   ☆   ☆

 

 

現在は東京に帰ってきて約2週間経ちますが

英語の勉強/株式投資の勉強/SNSと離れる

という自分ルールは変わらずに継続していました

 

英語も少しずつですが理解もできるようになってきて1月の試験も今から楽しみです

 

株式投資の勉強は経済やお金の価値なども知れてかなり面白いです

さっそく証券会社にも登録しました

もう少し勉強してから投資していこうと思っています

 

自分的に新鮮だったのはSNSと離れてみたことでした

約1か月間、離れてみてSNSの良いところや悪いところなど色々なことが再認識できて

自分なりの心地良い距離感が見えた気がします

なのでSNSをそろそろ再開してみようと思って

現在この文章を綴っています

これからも自分のペースでなるべく正直にSNSを楽しんでいこうと思っています

 

今回の旅の経験は自分の人生にとって大きな分岐点になったかもしれないです

その結果はもっと未来の10年後ぐらいにわかるかもしれませんが行動して本当に良かったです

 

とても長い文章になってしまいましたが

ここまで拝読してくれてありがとうございました

今後も自由に気ままに行動してそれを綴っていこうと思いますので

皆さん適当によろしくお願いします。ken

 

 

 

 

 

 

大型自動車あるある】

E.YAZAWAのステッカー貼りがち

 

 

それではまたCiao!

『チャレンジ・ザ・英検(後編)』

自分は昔から地道にコツコツと継続する行為が苦手です

その日の気分に心が左右されてしまい

計画的に着実に物事をこなしていく事ができない

ウサギとカメの物語でいうと完全にウサギ派です

 

そんな堕落的の性格な自分が

英検のテストに向けて毎日少しずつ勉強すると決め

半年間それを継続できたのは

生まれて初めての経験でした

 

やる気がある日もあったり

面倒くさい日もあったり

読書や映画やスマホの誘惑に

負けてしまう日もあったりして

自分の意志というやつは

こんなにも弱いものなのかと

自分の心境の変化を

感じられるのも興味深くあった

 

そんなことを感じながら

毎日コツコツと試験へ向けて英語の勉強を続けた

 

 

☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆

 

 

テストの前日の夜

ドキドキともワクワクとも

ソワソワともどこか違う

ゾビゾビした気分になった

 

生まれて初めてのゾビゾビだったので

こんなゾビゾビを感じられるのも新鮮で

テスト前の学生さんって

こんなゾビった気分なのかなと想像しながら

明日の試験に備えることにした

 

試験当日の持ち物の詳細を見たら

受験票。鉛筆。消しゴムと書いてあった

なんと家に消しゴムがないことに気付く…

探しても探してもない消しゴムがない

それだけ今までの自分の人生と消しゴムには

大きな隔たりがあったということだ

 

すぐにコンビニに行って憧れの消しゴムとの

感動の再会を果たした

おぉ〜懐かしい♪

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映画だとここで素敵なピアノの旋律が流れる感動のシーンですね♪

この匂い、この手触り、このデザイン

昔から変わっていないんだと感激して

ほっぺたにスリスリしたりして懐かしんだ

 

消しゴムというアイテムを手にして

淡い記憶が甦るテストの前日でした

 

 

☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆

 

 

そしていよいよテスト当日

半年間やってきた努力を引っさげて

心高鳴りテスト会場へ向かう

 

当日は腹をくくり問題が解けなくても

これが今の自分の実力だと開き直って

楽しみな気持ちで会場へ向かうことができた

 

試験会場は休日の大学の教室で行われる事になっていた

普段、大学の中に入ることもないので楽しみだった

 

到着。そして入場。

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ここでまた一つ自分の無知が露わになった

試験会場入り口には小学生とそのお母さんで

溢れていて想像していた感じと違い

あれ?会場間違えたのか?

と一瞬、思考停止してしまった

 

しかし自分が試験を受けた時間帯は

英検4と5級のスケジュールだったので

よく考えてみたら、おかしいのは小学生の集団ではなく

その中で1人突き抜ける巨大な自分自身だと認識した

 

親子たちの集団の列に並んでいるとき

かなり場違いな感じがして居心地が悪かったので

『子供の付き添いで来ました』的な

保護者っす!感を醸し出して

ナチュラルで違和感のない会場入りをすることに成功した

 

 

☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆

 

 

時間が少しあったので大学内を散策

なんか大学って華やかなイメージがあったけど

休日ということもあり、とても閑散としていた

それでも散策は楽しく非日常を堪能

未知の世界を体感するのはやっぱり面白くもあった

 

散策を堪能しすぎて集合時間ギリギリに

試験を受ける教室に着いてしまった

扉を開けると、もうすでに30人程の小学生が

小さな教室の中で静かに座っていた

入り口が教室の前方にあったので

小学生全員の視線を浴びる

まるで異物を見るかのような視線に感じた

この時、黒船で日本に来航した時の

ペリーさんの気持ちがなんとなく分かるような気がした

 

すると試験官さんに

『少し遅いですよ。子供たちは皆んな時間通り来てますよ』

と言われ薄っすらと教室内に笑みが溢れ

なんだかその感じも悪くないなと

心地良さすら感じてしまった

 

席に着いて鉛筆と消しゴムと受験票を机に出す

試験官の説明が始まりテスト用紙が配られる

教室内にピリっとした緊張感が走る

 

そしていよいよテスト開始

紙をめくる音と鉛筆の音が教室に響いて

あ〜テストってこんな感じだったなと

学生の頃の記憶が耳からフラッシュバックした

 

問題に目を通す。そして一問ずつ解いていく

できる!できる!できる!

まるで天才少年になったかのように

出てくる問題の答えがスラスラと解ける

毎日コツコツと努力を積み重ねれば

なんだって出来るものなんだと

テスト中に身をもって実感した

 

そしてテスト終了。

たった1時間程の試験でしたが

テストが終わった瞬間、ヘトヘトに疲れてしまった

緊張感から解放され達成感に満ち溢れ

この疲れも素敵なものだと感じ気分が高鳴った

 

やれる事はやり切った!満足して試験を終えた

教室を出て廊下を歩いてる途中に

小学3年生くらいの小太りな少年に声を掛けられた

『あの〜ママとはぐれてしまったので携帯電話を貸してくれませんか?』

少年からは勇気を振り絞って自分に話しかけているのがヒシヒシと伝わってきた

そしてママとはぐれ不安で泣きそうな表情と声でもあった

『いいですよ。番号はわかりますか?』

普段、子供と会話をすることが無いので

敬語で対応し携帯電話を少年に渡した

電話が繋がりママがここまで来ることになった

少年と自分は一緒にママを待った

無言でママを待った

ママが来るであろう方向を2人で見つめながら

ただただママを待った

そこに気まずさはなく

《待つ》という同じ目的を共有して無言でママを待った

 

ママは息を切らして走ってやってきた

ママが来るであろう方向から慌ててやってきた

どうやら少年がママとの待ち合わせ場所を

忘れてしまっていたみたいだった

少年とママの感動の再会に心の中で拍手をした

ママに抱擁され少年の安堵した表情を見て

涙腺が緩んでしまった

涙が出てきてしまう前に

『よかったですね』の一言だけ残して

そそくさと帰った

とても素敵な気分で大学を後にした

そうして自分にとって大イベントのテストが終わった

 

 

☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆

 

 

そして先日、英検のテストの結果が出ました

その結果は………

 

 

 

 

✳︎✳︎✳︎合格でした✳︎✳︎✳︎
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大袈裟かもしれませんが

ドロップアウトな人生を歩んできた自分には

初めて社会から認められた感じがした

 

やる気になればいつからでも

なんだって出来るものだと

柄でもないポジティブなことを本気で思った

 

 

そして現在は…

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1月の英検4級へ向けて勉強をしています

急にレベルが上がって苦戦してますが

毎日この英単語本をOpenして学んでいます

※ちなみにレストラン(restaurant)のスペルが

どう読んでもレストランではないぞ!と

どうしても納得がいかずに苦戦したりしています

 

英検4級合格への道のりは長いですが

新たなチャレンジに向けて進んでいます

知らないを知れたり、出来ないが出来たり

なにかにチャレンジするのは

とても素晴らしいものですね☆

皆さん拝読ありがとうございました。

 

 

 

【後記】

ここで皆さんに問題です。

英検5級の問題集に載っていたのですが

皆さん、この問題の答えがわかりますか?

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レッツ!シンキングタイム!

 

 

正解は②ですよね。

ですが、もし自分がこの問題を採点する先生だったとしたら

アメリカンジョーク的な答えの①を選んだ人に

花マルをあげたいと思いました💮

 

それではまたCiao!

『チャレンジ・ザ・英検(前編)』

自分はまったく勉強ができない

自分でもビックリする程できない

それは物心ついた小学校の頃から

圧倒的にできませんでした

 

学校の授業を聞いていても意味がわからなく

教室の中で50分間ただ座ってるのが苦痛になり

徐々に何の為にこんな事をしているのかと

理解に苦しむ学生生活でした

 

勉強ができない事に関して

焦りや劣等感や羞恥心などを感じることもない

駄目なメンタリティでもありました

 

そんな事もあり小学校低学年ぐらいで

勉強というものをドロップアウトしてしまった

 

自分には勉強をする能力がないんだと

認識してドロップアウトしてからは

なんだか気分が楽にもなり授業も学生生活も

わりと苦痛なく過ごせるようになった

 

そうやって駄目な自分に対し開き直ってからは

テストで良い点を取ろうとする事よりも

どうやったら勉強せずに先生に怒られずに

良い感じで学生生活を送れるかばかりを考えて

大人達の性格やその日の気分などを観察して

効率よく暮らす少年時代でした

 

 

処世術

 

いま考えると、この言葉に重きを置いて

いかに要領よく、ずるく生きられるか

こればかりを考えて過ごしていたと思う

 

この自分の堕落的な性格を認識してからは

のらりくらり世あたり上手になったほうが

性に合うと本能的に感じて

 

なるべく嫌なことはやらずに

好きなものや興味があるものだけに没頭して

毎日の生活を楽しく生きていこうと

何となく決意みたいなものをした記憶がある

 

そしてこの考え方や生き方は今もなお続いています

おそらく死ぬまで続いていくんだと思います

それでいいし、自分にはそれがいいんです

 

 

☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆

 

 

そんな怠け者の自分に

ある日突然、英語を学びたいという

青天の霹靂のような衝動が走った

 

本当に突然だったの自分でも驚いてしまった

そこに動機や理由や経緯などは全くない

 

勉強嫌いの自分の性格からしたら

意味不明で不思議な初期衝動でした

 

おそらくですが歳を重ねていき

《英語=勉強》

この考え方だったのが

《学ぶ=楽しい》

 

という価値観に変化していったんだと思われる

なので好奇心の赴くままにやりたい事をやるという

小学生の頃からの本質的な考えは変わっていないので

そんな初期衝動に身を任せてみようと思い

実行してみることにした

 

 

《好奇心》

どんな壁をもぶち壊す原動力があり

この好奇心というエネルギーは

人間が持つあらゆるエネルギーの中でも

とても強く根源的で素晴らしい感情だと思う

 

 

 

☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆

 

 

 

普段、本屋では小説のコーナーしか見て回らないのですが

英語への好奇心が出てきてからは

本屋さんに参考書や資格本や試験問題などの

勉学の棚のコーナーが

こんなにも充実していることに驚いてしまった

 

そして人生初の問題ドリルという

書物を購入することに決めた

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この若干幼稚なドリルを持ってレジに向かうのは

なんとかく恥ずかしいと思ってしまったので

分厚い海外文学の小説と合わせて

『俺こんな感じの本も読むんですよアピール』

を周囲の人にしてドリルとのバランスを保ちつつ

レジへ向かって羞恥心を軽減させ購入した

(↑この糞どうでもいい自意識をなくしたい)

 

 

1分でもいいから毎日この本を開こうという

自分ルールを決めて

生まれて初めての自主的な勉強を始めることにした

 

切ない事にページをめくっていく度に

ビックリするぐらい分からないことに気付く

今まで英語を学んでこなかったので

当たり前のことですが

こんなにも分からないもなのかと

自分で自分に驚きつつも笑ってしまった

 

また英検5級は小学生レベルと知り

小学生って凄いな〜と感心したりもして

自分も童心に帰ったような気分になり

好奇心が刺激されワクワクもした

 

このように全くの無知な状態の自分にとって

英語を学ぶ道のりは果てしないと思えたが

10月10日の英検試験へ向けて約半年くらい

コツコツと学んでいく事にした

 

 

 

☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆

 

 

 

英語を勉強していくと脳の興味の意識が

英語に変化していってるのか

街を歩いたりしてると

英語で書いてある看板や

他人のTシャツの英語の文字などが気になったり

普段聴く洋楽や観る洋画でのセリフなどに

耳がいくようになっていったりもした

 

英語を勉強して学んだ単語などを

見たり聞き取れると

とても嬉しい気持ちにもなった

 

好きな曲の歌詞の単語を調べながら

洋楽を直訳してみたりもした

 

ちなみに大好きなバンドのレディオヘッド

Creepの歌詞がめちゃくちゃ良いな!

と知って一時期はこの曲ばかり聴いてました♪

 

そして余談ですがCreepのギターもコピーした

この曲のコード進行はめちゃくちゃシンプルで

【G B C Cm】をひたすら繰り返す循環コードなのですが

CからCmへの胸キュンの流れが天才的だと思い

もっとこの曲が好きになった

 

こんな発見ができたのも英語を学んだからこそ

感じられた感動だと思い

あらためて勉強の素晴らしさを再認識できた

 

ちなみにレディオヘッドのギタリストの

ジョニー・グリーンウッド

破壊的な歪んだギターも最高なので

聴いたことない人はCreep絶対に聴いてほしいです♪

Radiohead - Creep (Live on "Late Night with Conan O'Brien", 9/14/1993) - YouTube

 

 

話が逸れましたね…

 

なんか前置きが長くなってしまったので

今回はここまでにします

 

次回は英検の試験当日の模様と

試験の合否などを綴っていきたいと思います

 

 

 

【後記】

 

ネットには色々な和訳がありましたが

特にこの和訳が好きでした

 

『Creep』Radiohead

 

When you were here before, couldn’t look you in the eye
前にいた頃は 君の瞳を見つめられなかった


You’re just like an angel, your skin makes me cry
まるで天使のようで 肌に触れると泣けてくる


You float like a feather in a beautiful world
君は羽根のように漂う この美しき世界で


I wish I was special, You’re so fuckin’ special
俺も特別だったら 君は特別すぎるよ

 

But I’m a creep, I’m a weirdo

でも俺はクソで 変わり者さ
What the hell am I doing here?
俺はなんてことしてるんだよ?
I don’t belong here
ここにはいられない…

 

I don’t care if it hurts, I wanna have control
辛くたって構わない 俺は支配したい
I want a perfect body, I want a perfect soul
完璧な肉体も 完璧な精神も欲しい
I want you to notice when I’m not around
気づいてくれよ 俺がいないってことに
You’re so fuckin’ special, I wish I was special
君は特別すぎる 俺も特別だったら…


But I’m a creep, I’m a weirdo

でも俺はクソで 変わり者さ
What the hell am I doing here?
俺はなんてことしてるんだよ?
I don’t belong here
ここにはいられない…


She’s running out the door
また彼女が去ってしまった
She’s running out
去ってしまったよ
She run, run, run, run
あの子が去って…


Whatever makes you happy, whatever you want
何が君を幸福にしようとも 何を求めようとも
You’re so fuckin’ special, I wish I was special
君は特別すぎる 俺も特別だったら…

But I’m a creep, I’m a weirdo
でも俺はクソで 変わり者さ
What the hell am I doing here?
俺はなんてことしてるんだよ?
I don’t belong here
ここにはいられない…
I don’t belong here
ここにはいられないよ

 

 

破滅的で愛のある素敵な歌詞だと思います

See you again!

Ciao!

 

 

2021年10月 自宅鑑賞映画ベスト10

『春眠暁を覚えず』

という素敵な言葉がありますが

 

『秋眠暁を覚えず』

という言葉も同じくらい当てはまるな〜

と思うネムネム〜な秋の今日この頃です

 

ここ最近は眠くて眠くて仕方がないです

どれくらい眠いのかと言うと

眠っているとき以外は常に眠いんです

 

『眠いんで今日は休みま〜す!』

という法案を通してくれそうな政治家がいたら

清き一票を投じたいほどです

 

自分にとって睡眠の優先順位はとても高いです

寝る間を惜しんでまで何かをやりたいという

活力や欲望はありません

 

よく言われている事ですが

《面白い映画は眠くならない》

という考え方があり、そう感じてる人も多いと思います

 

しかし自分はいくら面白い映画だったとしても

眠いときは眠ってしまいます

眠いときは眠っちゃえばいいじゃん派です

 

《映画の面白さ》と《眠気》には必ずしも

因果関係はないという考え方で

愉しい映画ライフを送っています

 

自宅鑑賞だったら

映画を停止できるからいいのですが

残念ながら映画館ではそれができません

 

なので映画館に行くときは、しっかりと睡眠をとってから

劇場で映画を存分に楽しむようにしています

寝不足で映画館へ行くことはありません

 

↑どうでもいい睡眠個人思想ですね…

ただ毎日が眠いという事が言いたかっただけでした…

 

 

 

10月は20本の映画を自宅鑑賞しました

 

その中から独断と偏見でランキングにしました

 

それではどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10位

プロジェクトA

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確か初めて観たのが小学生の頃でした

その時はクラスメイトとジャッキーの真似をしたりして遊んでいました

久しぶりに観ましたが笑いありアクションありで

やっぱりジャッキー映画は良いですね〜

もしかしたらジャッキー・チェンがいなかったら

自分は映画を好きになっていなかったかもしれないです

エンドロールのNGシーンは最高に大好きです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9位

アイアムアヒーロー

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ゾンビ映画は沢山あるけれど

このゾンビ映画はトップクラスに好きです

主人公のキャラクターも愛おしく応援したくなった

しっかり過激なシーンも表現しているところもGOODで

時々ある笑いのシーンもセンスがあり好きでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8位

静かなる叫び
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『DUNE/デューン 砂の惑星』の劇場公開ということもあり

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品を鑑賞

銃乱射事件をモチーフに描いた社会派作品

とても凄まじかった…言葉にならないです

残虐な描写を淡々とリアルに描いていて

心苦しくなり没頭もしてしまった…

強烈なメッセージを感じました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7位

『CUBE』
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日本版CUBEのリメイクが劇場公開されるので

その前に復習鑑賞しました

やっぱり面白いですね。言うこと無しの脚本と設定の妙です!

もしかしたらこの映画がなかったら

後のシチュエーション・スリラー映画は生まれなかったのかもしれないですね

それくらい影響力のある作品だと思います

それにしても日本版CUBEの評判は悪いですね

自分はそこまで悪くなかった派です

 

 

 

 

 

 

 

 


6位

『地獄の花園』
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劇場で観たときよりも面白く感じてワクワク楽しめた

制作陣も役者もバカバカしいことを

本気でやってる感じは最高ですね

とにかく世界観とキャスティングが絶妙でした

全10話のドラマでも観てみたい♪

来年3月公開のバカリズムさん脚本の新作も楽しみです!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5位

『キーパー ある兵士の奇跡』
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実話、戦争、差別、境界、成り上がり、フットボール

この映画には自分の好きな要素が大量に詰め込まれていた

歴史や人間の愚かさの中に希望が描かれていて映画としても秀逸でした

人種や差別や偏見を一瞬で吹き飛ばしてしまう

フットボールのエネルギーにはロマンがあります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4位

『生きちゃった』
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いま日本を代表する2人の役者さんの

本気のぶつかり合いが見られ最高でした!

この映画の肝はやっぱりラストシーンですね

自分は全体的に良い映画も好きですが

圧倒的に心に突き刺さるワンシーンがある映画も好きです

小説でも良い物語よりも

たった一つの心に響く言葉がある本の方が好きだったりします

あのラストシーンの爆発力は超圧巻です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3位

『聖なる鹿殺し』

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何なんだ?これは?

初鑑賞でしたが度肝を抜かれました

平穏な日常が徐々に壊れていきラストには…

色々な考察ができ、様々な解釈のできる映画だと思います

いや〜好きなタイプの映画ですね

暫くしたら2度目を観てみようと思える作品です

パスタを頬張るシーンは脳裏に焼きついてます

こういうタイプのヤバい奴がいちばん恐ろしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2位

『佐々木、イン、マイマイン』
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この映画の良さって何なんでしょうかね

めちゃくちゃ好きですね〜

学生の頃は良かったけどそれ以降はパッとせず

苦悩する佐々木の《人間味》に尽きますかね

人生に諦めを感じ混沌としながら生きる姿は

とても心に刺さりました

余談ですが学生の頃にイケイケでめちゃくちゃ怖かった無敵な先輩が

数年後に街でクタクタのスーツを着てサラリーマンになり

死んだ目で牙を抜かれた姿を見たときの何とも言えない切なさを思い出しました

人生は色々ありますね

 

 

 

 

 

 

 

そして10月の1位は…

 

 

 

 

 

 

 

1位

『すばらしき世界』
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圧倒的!ダントツに最高でした!

劇場で2回観て今回が3度目の鑑賞でしたが

この映画は文句無しのパーフェクトではないでしょうか!

劇的なラストシーンからのエンドロールで

空っぽの放心状態になってしまった

西川美和監督と役所広司さんは日本が世界に誇る宝だと思います

素晴らしい素晴らしい素晴らしい

素晴らしき映画でした!

 

 

 

 

 

 

 

先月もたくさんの映画に救われました

 

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いや〜映画って本当に素晴らしいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【おまけ】

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いや〜酷かったです…

これだけの予算があるなら、もっと優秀な若い監督さんに自由に映画を撮らせてほしいな…

 

 

それではまたCiao!

2021年9月 自宅鑑賞映画ベスト10

映画は二千円も出せば観ることができる

 

その映画の製作費が数十億円だろうが

 

凄まじい時間と労力がかかっていようが

 

チケットの値段は変わらない

 

そして毎週、新作映画が何本も公開されている

 

調べてみたら去年日本で劇場公開された映画は

 

1017本らしい

 

とんでもない数です

 

こんな素晴らしい現状に感謝をしなければならない

 

もちろん映画は新作だけでなく

 

昔の古い映画を何度見ても、とても楽しめる

 

何が言いたいのかというと

 

観たい映画があり過ぎて

 

1日が24時間では足りないということです

 

そして《映画ありがとう》ということです

 

とても幸せな映画鑑賞の悩みです

 

 

 

 

9月は20本の映画を自宅鑑賞しました

 

その中から独断と偏見でランキングにしました

 

それではどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10位

『羊飼いと風船』

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タイトルとジャケット写真だけで良さが伝わってきます

チベットの大草原と牧畜民の家族の画力は強く

空気感で魅せていく映画は好きです

時代の進化と伝統文化の摩擦は感慨深く見応えがあった

ラストシーンはジ〜ンとしてしまった🎈

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9位

『ザ・ハント』
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突如始まる人間狩り

ノンストップでラストまで一気に楽しめた

社会風刺も効いていてインパクトのある映画でした

90分前後で終わる映画は好きな作品が多い

ブラムハウス制作の映画はいつもワクワクする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8位

『私をくいとめて』
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原作の綿矢りささん得意の脳内妄想作品

大九明子監督の遊び心あるコメディが原作と最高にマッチしていた

ホテルの廊下で怒りを爆発させる

のんさんは本当に素晴らしかった

今月公開の綿矢りささん原作の『ひらいて』も楽しみです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7位

『はちどり』
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少女の物憂う眼差しが印象的でした

自分もそうでしたが14歳って大人でも子供でもない

肉体も精神も安定しない多感な時期ですよね

自分も狂気的に自意識が爆発してました

素敵な名言の言葉を使う先生が出てくる映画は傑作が多い!(たぶん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6位

『明日の食卓』
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裕福でも貧乏でも親でも子供でも

それぞれの家庭に様々な悩みがある

主演の3人の女優さんの底力を魅せられた

そして子供たちも素晴らしかった

抱きしめるって行為は最高の愛情表現ですね

世界中のすべてのお母さんとお母さんを経験した人達に賛辞を贈りたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5位

『僕の好きな女の子』
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好きだけど関係性が壊れるのが怖いから

都合の良い男友達を演じてしまう…

それって切ないですね〜

相手の好意をわかっていて距離感を保ち相手を振り回す女の子は実際にもいますね。嫌いです

好きという気持ちが無いんだったら突き放すという優しさもあるのに…

登場人物の心の動きにワクワクして面白かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4位

ヒメアノ〜ル
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吉田恵輔監督って毎回、全然違うテーマの映画を撮りますよね

しかも全作品がめちゃくちゃ面白い!

こんな多彩なテーマを扱う映画監督って世界でも稀有な存在だと思います

サイコパス森田剛さん凄い良かったです

ラスト、犬を避け事故るシーンで心のガッツポーズが出た

善人にも悪い部分はあるし、どんなに悪人の心にも良心はありますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 


3位

『BLUE』
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『空白』が劇場公開という事で、吉田恵輔監督作品を再鑑賞

ボクシング映画は名作が多い。それだけボクサーと映画は相性が良いんだと思います

それはおそらくボクシングというスポーツに浪漫が詰まっているからだと思う

勝ち続ける奴よりも負け続けられる奴の方が強い!

負けてからが本当の勝負ですね

この主人公が大好きだ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2位

『窮鼠はチーズの夢を見る』

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めちゃくちゃ好きな映画です!

心理描写など良質な小説を読んでいるようだった

成田凌さん凄まじいですね〜

ワインをプレゼントされるシーンの成田凌さんの表情はただの女性でした

もっともっと評価されてもいい役者さんだと思います

飲食店での3人の心理的な攻防は今年ベスト級のシーンです

観ていない人は是非観てほしいです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1位

カリートの道
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もう何回観たか忘れましたが《完璧な映画》だと思います

なぜこの映画が好きなのかは自分の映画のルーツにあると思います

自分の父親がマフィア映画が大好きで小さい頃に横に座って訳もわからず名作マフィア映画を何本も観ていたという背景もあり

暴力や組織や仲間や裏切りなどで構成される破壊や破滅への映画に強い思い入れがあるんだと思います

ルーツという根源のエネルギーは強く、一生変わらない起爆感情だと思います

 

それにしても、この頃のアル・パチーノの眼球は超ギラギラしてて震えますね〜

 

余談ですがデパートなどで長〜いエスカレーターに乗ると

いつも「カリートの道」の、このシーンを思い出してしまう

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そして、こーしたくなり

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こーしたくなってしまいます笑

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意味がわからないですよね…ごめんなさい。

ただの願望です。

 

でも、もしも実際にエスカレーターでこんな奴を見かけたら

敵役を完璧に演じてやろうと思ってます

カリートの道ごっこ、死ぬまでにやってみたいです♪

 

 

 

 

先月も沢山の映画に救われました

 

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いや〜映画って本当に素晴らしいですね

 

 

 

 

【おまけ】

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信じられないほど酷かったです…

 

それではまたCiao!

『尾瀬旅行記(後編)』

現在は旅から帰ってきて

 

空いた時間は、ひたすらぼーっとしています

 

本を読んだり映画を観たり

 

何かをする気にあまりなれていない

 

旅の後はいつもこんな気持ちになる

 

何をするわけでもなく部屋や公園などで

 

ぼーっとのんびり時間をつぶしている

 

虚無感とも空虚感とも違う空っぽな気分で

 

のほほんとした時間がゆったり進んでいます

 

そして尾瀬旅行記の後編を文章にするのが

 

面倒くさいなと思いつつも

 

最後まで書き終えなければという

 

謎の強迫観念に駆られながら

 

ちょっと書いては、ちょっとぼーっとを繰り返して

 

現実と逃避の間を行ったり来たりしています

 

では尾瀬旅行記の後編です

 

 

✳︎       ✳︎       ✳︎       ✳︎

 

 

先月の草津旅行ではわりと豪華な旅館に泊まったので

 

今回はリーズナブルな宿に素泊まりをしてみることにした

 

自分は最低限の清潔感があれば

 

どこに泊まっても楽しめる派なので

 

なるべくお金を使わずに頭を使って

 

その環境の中でできるだけ贅沢に旅をするのが好きです

 

 

片品温泉街にある宿に泊まりました

 

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壁が薄く隣の声が聞こえてきたり

 

布団がペッタンコだったり

 

旅館の人の対応がフランクだったりしましたが

 

それはそれで、とても素敵な旅館でした

 

 

 

旅先の宿の部屋に入る瞬間って好きです

 

異空間で非日常が感じられるからだと思います

 

道中のコンビニで見つけた御当地の

 

のむヨーグルトを買って部屋の中で飲んだ

 

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濃厚でチーズを飲んでいるようなで美味しかった

 

自分は飲むヨーグルト好きです

 

そもそもヨーグルトが大好きです

 

厳密に言えば乳酸菌飲料の味が好きなんです

 

もしも自分が世界を牛耳るほどの大金持ちになったとしたら

 

自宅の蛇口からヤクルトが出てくるようにしたいと思っている程に好きです

 

あっ!でも洗い物するときに皿やコップがベタベタになっちゃうから

 

やっぱり蛇口からは普通に水でいいです

 

旅先で御当地のモノに触れるのはいいですね

 

 

✳︎       ✳︎       ✳︎       ✳︎

 

 

夕食は無計画で適当に外で食べようと

 

Googleでこの辺りのお店を探していたら

 

なんと、どこのお店も17:00で閉まってしまうという状況でした

 

都心では考えられない環境ですが

 

こういう文化を知れるのも楽しいなと思う

 

それでもなんとか、やっているお店を探して車でGOしました

 

 

 

洋食屋さんへ

 

良いお店って入った瞬間の雰囲気でわかるものですね

 

店に入ると、あるテーブルで

 

父親、母親、小学生の娘と息子の4人家族が

 

ご飯を食べ終えて楽しそうに談笑していた

 

席に座ると直ぐにお店が暗くなって

 

『ハッピーバースデートゥーユー♪』の歌が響いた

 

そして大きなデザートがその家族のテーブルに運ばれてきた

 

どうやらこの日は息子さんの誕生日だったようだ

 

家族や店内にいる皆んなが笑顔で溢れていた

 

絵に描いたような幸せな家族の姿を目撃して癒された

 

その時に娘さんが元気な歌声で

 

『ハッピーバーさないで〜トゥ〜ユ〜』

『ハッピーバーさないで〜トゥ〜ユ〜』

『ハッピーバーさないで〜ディア○○』

『ハッピーバーさないで〜トゥ〜ユ〜』

 

と楽しそうに歌っていて店内が微笑みで溢れた

 

なんて素晴らしい光景なんだ♪

 

心が浄化され見ているこっちまで優しい気持ちになれた

 

ちなみにその時に誕生日の当人の息子も

 

『ハッピーバーさないで〜トゥ〜ユ〜』

 

と一緒になってノリノリで歌っていたことに

 

8000万ホッコリ〜してしまった♪

 

世界中で争っている人達がこの光景を見たら

 

秒速で世界は平和になるのにな〜と思った

 

 

そんな多幸感に浸っていると

 

注文した料理が運ばれてきた

 

“サラダが美味しいお店の食事は全品が旨い“

 

という根拠のない持論を持っています

 

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シャキシャキで水々しく美味しかった

 

繊細で美味しい料理を作る人って

 

人間的にも卓越した心を持っていると思う

 

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作り手の優しさって料理の味にも出ますね

 

美味しい料理を作りたいなら素敵な人間になれ!ってことですかね


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あまりにも感動してしまって

 

普段は絶対に食べないスイーツも注文してしまった

 

感動は人を惑わせるますね♪

 

『ふらいぱん』というお店でした

 

尾瀬へ行ったら是非寄ってみてほしいです

 

 

 

✳︎        ✳︎         ✳︎   ✳︎

 

 

 

大満足でお店を後にした

 

この日は雲一つない夜空でした

 

チャンス!

 

絶好の星空チャンス!

 

そうです。自分は宇宙を感じられる星が好きなんです

 

この辺の標高の高い星空スポットを調べて

 

一心不乱に車を走らせた

 

山道をどんどん登り全く人気のない細い道を進む

 

途中ゾンビが出てきそうな雰囲気で怖くなってしまった

 

もしもこれがゾンビ映画の冒頭のシーンだったとしたら

 

自分はゾンビに最初に殺されてしまう

 

運転手Aだなと思いながら車を走らせた

 

もしも仮に本当にゾンビが出てきたとしたら

 

全力で運転手Aをまっとうして

 

華麗にゾンビに噛み殺されてやろうと決意をして山道を進んだ

 

 

ゾンビ出没感と星空スポットは

 

強い因果関係があると思っているので

 

綺麗な星空に期待が膨らむ

 

そして絶景スポットの高原に到着

 

車のライトを消して外に出てみて

 

空を見上げると…

 

凄い!!!!!

 

✨✨満点の星空✨✨

 

空にこんなにも星ってあったのかと思うほどの

 

✨星✨星✨星✨星✨

✨星✨星✨星✨星✨

✨星✨星✨星✨星✨

 

あまりにも凄いものを見ると声にならないものですね

 

見上げて直ぐに大きな流れ星が流れテンションが上がった


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自分のiPhoneでは全く映らなかったですが

 

天の川も見えて壮大な宇宙を感じらるほど無数の星たちでした

 

たぶんこの時、自分の両眼球は初恋をしたときのように

 

星マークに輝いていたと思います✨

 

とても幸せでした〜

 

ずーっと観ていたかったですが

 

ここは熊がよく出るスポットみたいだったので

 

少しだけ観察して宿へ戻りました

 

結局3つの流れ星も観られて大満足でした⭐︎

 

 

✳︎       ✳︎       ✳︎       ✳︎

 

 

心豊かな気分で旅館へ戻り

 

いよいよ楽しみにしていた温泉へ

 

そして、浸かる。

 

アァ〜ブァ〜ヴァ〜〜〜♨️

 

全身を湯に沈め思わず声が出てしまった

 

温泉って本当に人の心を幸せにしますよね〜

 

できればこのまま温泉水になって

 

排水溝に流れてしまいたいと思うほど気持ち良かったです

 

先月に行った草津温泉を思い出し

 

温泉のお湯って温泉地によって全然違うものなんだと感じた

 

各地の温泉地へ行く人の気持ちがよくわかった

 

こうやって色々な土地の温泉地へ行って

 

日本全国の温泉を少しずつ制覇していきたいです

 

めちゃくちゃ気持ち良かったです

 

 

✳︎       ✳︎       ✳︎       ✳︎

 

 

この日は朝早く起きてハイキングで散々歩いたので

 

温泉浴場から部屋に戻ると急激に眠気が来て

 

クタクタに疲れきってしまった

 

クッション性のない薄い布団に入った瞬間

 

一瞬で寝落ちしてしまいました

 

 

✳︎       ✳︎       ✳︎       ✳︎

 

 

翌朝

 

おそらく前日に泊まっていた人が

 

テレビのタイマーをセットしていたからだと思うが

 

急にテレビの大きな音が飛び込んできて

 

ビックリして7:00に起きてしまった

 

その後、なにをする訳でもなく

 

窓の外を眺めながら

 

ただただ、ぼーっと数時間を過ごした

 

チェックアウトの前にもう一度、温泉へ入って

 

アァ〜ブァ〜ヴァ〜〜〜♨️

 

してから宿を後にした

 

 

✳︎       ✳︎       ✳︎       ✳︎

 

 

帰り道に『滝』の看板が飛び込んできたので

 

寄ってみることにした


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旅の帰りはとても悲しい気分になってしまう

 

こんな思いをするんだったら来なければよかったのかなと


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思ってしまうほどに帰りたくない感情が芽生える

 

日本にはまだまだ行った事のない素晴らしい場所が沢山ある


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いっそのこと全て捨てて

 

逃亡してやろうかなと思ったりもした


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それは日常の縛られた生活に

 

窮屈さを感じているからだと思う


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普通の生き方って何なんだろか

 

世間体や地位や安定に意味はあるんだろうか

 

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そんな事よりも自分らしく生きていたいと思う

 

しばらく休んで日本を放浪するのも悪くないと思ったりもした

 

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日常の空洞を埋めるようにして

 

フリーダムな人生を生きてみたい


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好奇心を満たしたい

 

しかし生活と精神を完全に一致させて

 

生きていくのは難くもある


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いや、もしかしたら難しいと思い込んでいるだけで

 

好きなように生きるのは

 

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実はとても簡単な事なのかもしれない

 

今回はそんな事を感じる旅になりました

 

 

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自宅に帰ってニュース番組を見ると

 

くだらない事で騒いでいる

 

もっとやるべきニュースは無いのだろうかと

 

不思議に思いつつテレビの電源を切る

 

天気も良かったので近所を散歩した

 

公園のベンチに座り

 

缶コーヒーを飲みながら

 

数日ぶりにSNSを開く

 

とても素敵な記事を読む

 

金木犀の香りが心を豊かにする

 

缶コーヒーを飲み干す

 

サッカーボールを蹴る少年たちの声が空に響く

 

まだまだ、やれるなと思いベンチを離れる

 

終わり。

 

 

それではまたCiao!

 

『尾瀬旅行記(前編)』

いつか行ってみたい

 

いつか観てみたい

 

いつか訪れてみたい

 

いつかやってみたい

 

いつか…いつか…いつか…いつか…

いつか…いつか…いつか…いつか…

いつか…いつか…いつか…いつか…

 

《いつか》は永遠に《いつか》で終わってしまい

 

《いつか》なんてものは大抵やってこない

 

やる奴は既にやってるし

 

やらない奴はいつまで経ってもやらない

 

《いつか》を願望で終わらせるのか実際に行動に移すかで

 

人生や人間力が大きく左右される

 

自分は《いつか》を実際にやってる奴が好きだし

 

自分も《いつか》を実際にやってる人間でありたいと思っている

 

その《いつか》を実行するべく

 

週末に旅へ行ってきました

 

 

 

✳︎       ✳︎       ✳︎       ✳︎

 

 

 

午前5時30分

 

眠い目を擦りながら玄関の鍵を閉める

 

肌寒く薄暗さのある空を感じながら

 

自動販売機でホットコーヒーを買い

 

車のドリンクホルダーに差し込む

 

エンジンの音と音声案内の機械的な声が

 

旅の始まりの合図を告げる

 

 

出発。

 

 

見慣れた街並みを感じ走りながら

 

『もう2度とここへは戻ってこねーぞ!』

 

と心の中で叫びアクセルを踏み込んで

 

高速道路のゲートを通過する

 

まだ早朝だというのに車の量が多い

 

どこかへ行くのか、どこかへ帰るのか

 

皆んな様々な理由で高速道路を走っている

 

 

 

 

少し休憩したくなり大好きなサービスエリアに寄る

 

ここのSAは大きくて広くてお店がたくさん並んでいて

 

サービスエリア界のエースストライカーでもある

 

『上里サービスエリア』

 

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・綺麗なトイレ・多彩な自販機・快適なベンチ。

 

今回も見事にハットトリックを決めてくれました

 

都心からかなり離れて、この辺りから

 

空気も澄んでいて深呼吸がとても気持ちいい

 

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緊急事態宣言が解除されたからなのか

 

まだ朝早かったのに車も人も多く

 

皆んな上里SAのフィールド内を楽しそうに休息していた

 

《ken'sサービスエリア格言》

 

“アイスクリームを持ってる人が多いサービスエリアは魅力的なサービスエリアだと言っていい"

 

 

 

 

 

そして東京から約3時間30分

 

今回の旅の目的は『癒し』だったので

 

群馬県にある目的地へ到着。


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前日に台風が過ぎ去ってくれて

 

青空。青空。青空。

 

気候も湿度も最高で

 

透き通った空気や緑の匂いなど

 

五感で自然を感じることができて

 

とても幸せな気分に満たされた

 

 

 

尾瀬国立公園


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福島県、栃木県、群馬県新潟県の4県にまたがる国立公園です

 

総面積は37,200haらしいです

 

かなり大きい公園です

 

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東京ドームでいうと約8,086個分みたいです

 

余談ですが、この東京ドーム何個分って例えありますよね

 

昔からこの例えがあまりピンとこないんです

 

その理由は家に東京ドームが無いからだと思います

 

わかりやすく例えるならもっと身近なモノで例えてほしいですね

 

この東京ドームの例えって最初に誰がしたんですかね

 

あまりセンスがよくない例えだと思います

 

ちなみに、その東京ドームの大きさを畳で例えると約28,861畳になるみたいです

 

これを4畳半の部屋にすると約6,413部屋分になるらしいです

 

仮に畳2畳で布団を一組敷くことができるとすると

 

東京ドームでは大人14,430人が布団を敷いて寝ることができるようです

 

 

…なるほど

 

………

 

超どうでもいいですね…

 

 

話がそれましたね

 

尾瀬公園の続きに進みますね

 

 

 

今回の旅のメインイベントはハイキングでした

 

ただ歩くためのだけに車を飛ばして他県へ訪れるのは

 

とても贅沢だと思ったのもあり尾瀬に行きました


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わりと人も沢山いて

 

子供を連れた家族も多かったです

 

大きな森の中をただひたすら歩く


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普段、ビルや人で溢れている中で生活していると

 

疲れてしまっている事にも気付かずに

 

毎日をただ消化しているだけかもしれないと

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ここへ来てみて日常を俯瞰で感じることができた

 

《人間らしい暮らし》って何なんでしょうかね

 

ここ数年で自分にとっての『贅沢』の価値観が

 

少しずつ変化してきています


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今まで自分がこだわってきたモノや

 

必死になってしがみついてきたモノへの

 

不毛さや無意味さがどんどん露呈され

 

それらがどんどん削ぎ落とされていく

 

自然にはそんな不思議なチカラがあると思う


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とても素敵な遊歩道です

 

無心になって歩く歩く歩く

 

目的も目標もなく、ただただ歩く

 

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すれ違う人たちが『こんたちわ』と挨拶をしてくれる

 

挨拶ってとても良いコミュニケーションだと改めて思う

 

初めは恥ずかしさもあり声が小さくなっていましたが

 

徐々に慣れ気持ち良くもなってきて後半には

 

元気よく挨拶を出来るようにもなってきました

 

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知らない人と挨拶をするのは気持ちがいいものですね

 

人との繋がりに疲れて、ここへ来たのに

 

人との繋がりに救われるなんて思わなかったです


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外国の子供たちからは『Hello』という声も聞けた

 

嬉しくなり渾身の『Hello』を返した

 

正確には少し格好つけて『ヘェロォゥ』と返した

 

『ヘェロォゥ』って…とも思いましたが

 

その渾身の『ヘェロォゥ』に

 

外国の少年が若干ニヤッと微笑んでくれて嬉しかった

 

しかし『格好つけたのがバレたかも?』とも思ってしまい

 

恥ずかしくなり歩く足を早めて先へ進んだ

 

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↑綺麗なトイレを使いたいので

 

公衆トイレにお金を払うシステムは大賛成です

 

お金を入れたかを監視する人がいないのに

 

皆さん自主的に100円を入れている姿は

 

とても清々しく感じました

 

人間の善意って素晴らしいですね


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大きな広場に到着したので

 

お弁当を食べた

 

自然の中で食べるお弁当って美味しいですね

 

ピクニックなんて小学生以来してなかったと

 

思いめぐらせながら感慨深く堪能しました


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結局、尾瀬国立公園を3時間くらい歩いた

 

疲れたのは疲れたけど

 

心地良い疲労感でリフレッシュできました

 

本当に素敵な場所なので

 

心が疲れている人には絶対にオススメです!

 

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ここからは尾瀬公園の帰り道での悲劇の話です

 

実は尾瀬へのハイキングコースまでは

 

直接、自家用車では行けません

 

山の下の駐車場に車を止めて

 

バスやタクシーで20分程かけて

 

登山口へ向かうシステムになっていました

 

行きはよかったのですが帰りのタクシーの運転手の運転が荒々しくて

 

山道のクネクネ道を猛スピードで走っていたら

 

徐々に脂汗が出てきて胃液も込み上げてきてしまった…

 

やばい…

 

気持ち悪い…吐きそう…

 

もう少し丁寧に運転してくれ…

 

そうなんです。自分は乗り物酔いが超絶に酷いんです

 

『酔いのケン』といえば関東でも

 

そこそこ名が通るほどの有名な酔い男なんです

 

↓詳しくはこちらに記載してます

『嘔吐』|ken|note

 

 

早く着いてくれ…

 

さっき食べたお弁当たちが喉の奥でスタンバイしている

 

その時、なぜか頭の中ではCHAGE&ASKA

 

『YAH YAH YAH』のサビが無限ループしていた

 

早く着いてくれ…早く降ろしてくれ…

 

YAH〜YAH YAH〜YAH YAH YAH〜…

 

早くチャゲアス鳴り止んでくれ〜…

 

死のドライビング&死のYAH YAH YAHは

 

体感では1時間ほどに感じた

 

ですが、なんとか頑張って目的地の駐車場へ到着できた

 

ヘロヘロにダルダルにグロッキーになってしまい

 

その場に座り込んで40分くらい動くことができなかった

 

ちなみにその時はスローバージョンの

 

『YAH YAH YAH』が脳内で無限ループしていました

 

 

時間が経つにつれて

 

ようやく酔いもYAH YAH YAHもストップしてくれたので

 

気を取り直して予約していた宿へ向かうことにした

 

 

 

 

その道中で素敵なお店を発見した

 

めちゃくちゃナイスな店構えに興奮した


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車で走ってて、こんな風情のある店が飛び込んできたら

 

寄らない奴はいないのでは?!って感じるお店でした

 

もちろんコレを食べることにした


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その場で皮を剥いて焼いてくれました

 

ジューシーで甘くて、まるでジュースを飲んでいるようでした

 

生涯ベストもろこし!でした

 

夜景の見える綺麗な高層ビルの高級な料理よりも

 

自然に囲まれ道端で食べる

 

とうもろこしの方が自分は圧倒的に好きです

 

そんな、とうもろこしのような気取らない女性が自分は好きです

 

本当の贅沢って、こういう事を言うんでしょうね

 

お店の陽気なおばちゃんに最愛のご馳走さまをして

 

予約していた宿に向かうことにした

 

 

 

 

今回はここまでです

 

続きはまた明日か明後日に更新する予定です

 

それではまたCiao!