徒然なるままに…。

自由に気ままに綴ります

『チャレンジ・ザ・英検(前編)』

自分はまったく勉強ができない

自分でもビックリする程できない

それは物心ついた小学校の頃から

圧倒的にできませんでした

 

学校の授業を聞いていても意味がわからなく

教室の中で50分間ただ座ってるのが苦痛になり

徐々に何の為にこんな事をしているのかと

理解に苦しむ学生生活でした

 

勉強ができない事に関して

焦りや劣等感や羞恥心などを感じることもない

駄目なメンタリティでもありました

 

そんな事もあり小学校低学年ぐらいで

勉強というものをドロップアウトしてしまった

 

自分には勉強をする能力がないんだと

認識してドロップアウトしてからは

なんだか気分が楽にもなり授業も学生生活も

わりと苦痛なく過ごせるようになった

 

そうやって駄目な自分に対し開き直ってからは

テストで良い点を取ろうとする事よりも

どうやったら勉強せずに先生に怒られずに

良い感じで学生生活を送れるかばかりを考えて

大人達の性格やその日の気分などを観察して

効率よく暮らす少年時代でした

 

 

処世術

 

いま考えると、この言葉に重きを置いて

いかに要領よく、ずるく生きられるか

こればかりを考えて過ごしていたと思う

 

この自分の堕落的な性格を認識してからは

のらりくらり世あたり上手になったほうが

性に合うと本能的に感じて

 

なるべく嫌なことはやらずに

好きなものや興味があるものだけに没頭して

毎日の生活を楽しく生きていこうと

何となく決意みたいなものをした記憶がある

 

そしてこの考え方や生き方は今もなお続いています

おそらく死ぬまで続いていくんだと思います

それでいいし、自分にはそれがいいんです

 

 

☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆

 

 

そんな怠け者の自分に

ある日突然、英語を学びたいという

青天の霹靂のような衝動が走った

 

本当に突然だったの自分でも驚いてしまった

そこに動機や理由や経緯などは全くない

 

勉強嫌いの自分の性格からしたら

意味不明で不思議な初期衝動でした

 

おそらくですが歳を重ねていき

《英語=勉強》

この考え方だったのが

《学ぶ=楽しい》

 

という価値観に変化していったんだと思われる

なので好奇心の赴くままにやりたい事をやるという

小学生の頃からの本質的な考えは変わっていないので

そんな初期衝動に身を任せてみようと思い

実行してみることにした

 

 

《好奇心》

どんな壁をもぶち壊す原動力があり

この好奇心というエネルギーは

人間が持つあらゆるエネルギーの中でも

とても強く根源的で素晴らしい感情だと思う

 

 

 

☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆

 

 

 

普段、本屋では小説のコーナーしか見て回らないのですが

英語への好奇心が出てきてからは

本屋さんに参考書や資格本や試験問題などの

勉学の棚のコーナーが

こんなにも充実していることに驚いてしまった

 

そして人生初の問題ドリルという

書物を購入することに決めた

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この若干幼稚なドリルを持ってレジに向かうのは

なんとかく恥ずかしいと思ってしまったので

分厚い海外文学の小説と合わせて

『俺こんな感じの本も読むんですよアピール』

を周囲の人にしてドリルとのバランスを保ちつつ

レジへ向かって羞恥心を軽減させ購入した

(↑この糞どうでもいい自意識をなくしたい)

 

 

1分でもいいから毎日この本を開こうという

自分ルールを決めて

生まれて初めての自主的な勉強を始めることにした

 

切ない事にページをめくっていく度に

ビックリするぐらい分からないことに気付く

今まで英語を学んでこなかったので

当たり前のことですが

こんなにも分からないもなのかと

自分で自分に驚きつつも笑ってしまった

 

また英検5級は小学生レベルと知り

小学生って凄いな〜と感心したりもして

自分も童心に帰ったような気分になり

好奇心が刺激されワクワクもした

 

このように全くの無知な状態の自分にとって

英語を学ぶ道のりは果てしないと思えたが

10月10日の英検試験へ向けて約半年くらい

コツコツと学んでいく事にした

 

 

 

☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆  ☆☆

 

 

 

英語を勉強していくと脳の興味の意識が

英語に変化していってるのか

街を歩いたりしてると

英語で書いてある看板や

他人のTシャツの英語の文字などが気になったり

普段聴く洋楽や観る洋画でのセリフなどに

耳がいくようになっていったりもした

 

英語を勉強して学んだ単語などを

見たり聞き取れると

とても嬉しい気持ちにもなった

 

好きな曲の歌詞の単語を調べながら

洋楽を直訳してみたりもした

 

ちなみに大好きなバンドのレディオヘッド

Creepの歌詞がめちゃくちゃ良いな!

と知って一時期はこの曲ばかり聴いてました♪

 

そして余談ですがCreepのギターもコピーした

この曲のコード進行はめちゃくちゃシンプルで

【G B C Cm】をひたすら繰り返す循環コードなのですが

CからCmへの胸キュンの流れが天才的だと思い

もっとこの曲が好きになった

 

こんな発見ができたのも英語を学んだからこそ

感じられた感動だと思い

あらためて勉強の素晴らしさを再認識できた

 

ちなみにレディオヘッドのギタリストの

ジョニー・グリーンウッド

破壊的な歪んだギターも最高なので

聴いたことない人はCreep絶対に聴いてほしいです♪

Radiohead - Creep (Live on "Late Night with Conan O'Brien", 9/14/1993) - YouTube

 

 

話が逸れましたね…

 

なんか前置きが長くなってしまったので

今回はここまでにします

 

次回は英検の試験当日の模様と

試験の合否などを綴っていきたいと思います

 

 

 

【後記】

 

ネットには色々な和訳がありましたが

特にこの和訳が好きでした

 

『Creep』Radiohead

 

When you were here before, couldn’t look you in the eye
前にいた頃は 君の瞳を見つめられなかった


You’re just like an angel, your skin makes me cry
まるで天使のようで 肌に触れると泣けてくる


You float like a feather in a beautiful world
君は羽根のように漂う この美しき世界で


I wish I was special, You’re so fuckin’ special
俺も特別だったら 君は特別すぎるよ

 

But I’m a creep, I’m a weirdo

でも俺はクソで 変わり者さ
What the hell am I doing here?
俺はなんてことしてるんだよ?
I don’t belong here
ここにはいられない…

 

I don’t care if it hurts, I wanna have control
辛くたって構わない 俺は支配したい
I want a perfect body, I want a perfect soul
完璧な肉体も 完璧な精神も欲しい
I want you to notice when I’m not around
気づいてくれよ 俺がいないってことに
You’re so fuckin’ special, I wish I was special
君は特別すぎる 俺も特別だったら…


But I’m a creep, I’m a weirdo

でも俺はクソで 変わり者さ
What the hell am I doing here?
俺はなんてことしてるんだよ?
I don’t belong here
ここにはいられない…


She’s running out the door
また彼女が去ってしまった
She’s running out
去ってしまったよ
She run, run, run, run
あの子が去って…


Whatever makes you happy, whatever you want
何が君を幸福にしようとも 何を求めようとも
You’re so fuckin’ special, I wish I was special
君は特別すぎる 俺も特別だったら…

But I’m a creep, I’m a weirdo
でも俺はクソで 変わり者さ
What the hell am I doing here?
俺はなんてことしてるんだよ?
I don’t belong here
ここにはいられない…
I don’t belong here
ここにはいられないよ

 

 

破滅的で愛のある素敵な歌詞だと思います

See you again!

Ciao!