九州旅行記③
ラッキーなことに長崎のホテルは
予約していた部屋よりワンランク上の部屋に
泊まることができた
自分なりの良いホテルの条件
●空調機のスヤスヤ感
●歯ブラシのフサフサ感謝
●バスタオルのフワフワ感
●シャワーの水圧のビシャビシャ感
●ロビーの自販機の充実したキラキラ感
やはりお金を少し出すと
これらのクオリティが高いホテルを泊まれる
長崎では気分良く寝泊まりできました
3日目は波乱のスタートとなってしまった
長崎港から船に乗る
『007スカイフォール』のロケ地でもある場所へ
旅行の前に自宅で予習して気分を高めて向かいました
良い映画です。
この日は波が高くて心配でしたが
出航してくれました
見えてきた
『軍艦島』
日本とは思えない独特の雰囲気を醸し出していた
明治時代から昭和時代にかけて
海底炭鉱によって栄えていた島みたいです
波をかきわけて、どんどん近付く
この辺りから体に異変が…
波の揺れとガソリンの匂い
胃液が込み上げてくる
気持ち悪い…
軍艦島が近付くも
そんな事はどうでもよくなる
あぁ気持ち悪い…
ダメだ。限界だ…
船のスタッフにビニール袋を貰い
リバ〜ス♪
昨日食べたチャンポンがビニール袋の中に
リバ〜ス♪
気持ち悪い。もう軍艦島なんてどうでもいい。
もう帰りたい。そう願っていると…
『本日は波が高く軍艦島へは上陸できません』
とのアナウンスが流れる
やったラッキー!
早く陸地へ戻りたい自分にとっては朗報だった
しかし船は引き返さずに軍艦島の周りを
ぐるぐると回り出した
えっ?
そして過去の歴史をダラダラと解説
えっ?なにしてんの?早く港に戻って!
やっと軍艦島を一周する
ようやく戻れる
すると…
『今度は逆回りで軍艦島を一周します』
との悪魔のアナウンス。
えっ?
絶望的な気分になり、もう一度
リバ〜ス♪
周りの乗客もリバ〜ス♪していてた
船会社への憎悪から船内は不思議と
リバ〜ス同士の絆みたいなものが生まれてました
ようやく港に戻り生還
(気持ち悪くて写真は2枚しか撮れませんでした)
港の薬局で船酔いの薬を飲んでなんとか回復
軍艦島へは上陸できませんでしたが
近くで見られただけでも満足でした
そして佐世保へ移動
闊歩する
この街も独自の文化がある街でした
そこそこ並びましたが結果的に並んで正解でした
リバ〜ス事件で胃袋が空っぽになっていたので
貪るように美味しく食べられました
そして絶対に行ってみたかった場所へ移動
『遠藤周作文学館』
遠藤周作さんは病気になってから
急速に作品を生み出し続けていたんですね
その作品の数とスピードは圧巻でした
大満足。感無量。
遠藤周作文学館は
海沿いの神秘的な場所にありました
優しい風が流れていて
天国を感じてしまった
この場所に記念館を建てたのに納得でした
興味ある人は是非、訪れてほしい素晴らしい場所です
読んでみたくなり買っちゃいました
長崎はとても満喫できた
そして福岡へ移動
『博多』
都会のオーラを感じる
建物も街を歩く人もお洒落でスタイリッシュ
首を振りながら足を進め散策
初めての街はテンションが上がる
そして予約していたお店へGO
『水炊き』
スープを一口飲んで心のガッツポーズが出た
美味しい!美味しい!美味しい!
水炊きってこんなに美味しいんですね
こちらも美味しくいただきました。
満足感を感じながら再び中洲を散策
歩いていたら風格ある映画館を発見
『大洋映画劇場』
渋い映画館でした
現在はクリント・イーストウッド特集が上映されてました
隣のキネマカフェも素敵そうでした
川沿いのベンチに座り休憩
酔っ払いやカップルや夜の仕事の人や
若者の集団が目の前を通り過ぎる
旅先でぼっーとしてる時間も大好きです
近くにいた路上ミュージシャンのギターの音がマッチする
日本は広くて自分は知らない事だらけなんだと
夜風を浴びながら旅の思い出にふける
この日は充実した1日になりました
この続きはまた明日。次回がラストです
明日が皆さんにとって健やかな日でありますように
それではまたCiao!