6月 自宅鑑賞映画ベスト10
6月は映画館での新作映画の公開も再開して
映画館の有り難みを感じたりして
映画への愛を再確認した人は多いと思う
面白そうな新作映画が盛りだくさんの
7月以降も映画館へ行くのが楽しみで仕方がない
もちろん自宅での鑑賞も楽しいし
観たい映画が多すぎて嬉しい悩みです
6月は25本の映画を自宅で鑑賞しました
その中で独断と偏見でベスト10にランキングしました
それではどうぞ!
10位
ペドロ・アルモドバル監督の
『ペイン・アンド・グローリー』が
劇場公開するという事もあり
過去作のこの映画を視聴。
淡々としているのに熱量があり
あまり説明的ではない所が好きな監督さんです
愛なのか罪なのか?倫理観を問う物語
大人の色香漂うラブストーリーでした
9位
『ブラック・スワン』
久しぶりに再鑑賞しましたが
『こんなに良かったっけ?』と思うほど
素晴らしい映画だった
ストーリーも演出もリアルで狂気的で見入ってしまった
ナタリー・ポートマンの覚醒っぷりは震えました
『レオン』の小さい頃から現在までの成長を感じられるのも映画の面白いところです。
8位
『ドッグマン』
自分は映画に出てくる
『ひ弱で冴えないオッサン』が好きです
《冴えなさ》《滑稽さ》《みっともなさ》
これらがあればあるオッサンほど
そのオッサンが好きで好きで堪らなくなる
弱々しくパッとしない物悲しげな姿に《哀愁》を感じてしまうからだ
この映画の主人公のオッサンの哀愁はずっと観てられる悲しい哀愁感ある映画です
(でも自分はこんなオッサンにはなりたくないです)
7位
『(500)日のサマー』
恋愛に不器用な青年が一目惚して
徐々に相手との距離を縮めていくラブストーリー
誰でも楽しめる素敵な映画だと思います
ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは
それぞれの価値観に委ねらる終わり方も好きでした
流れる音楽にもテンションが上がる
6位
『フリーソロ』
ロープや安全装置を一切使わずに山や絶壁を登る
「フリーソロ」と呼ばれるクライミングの
凄い!凄い!凄い!
命を賭けまで何故こんな事をするのか?
理解の範疇を超えた無謀なチャレンジをする人間には惹かれてしまう
フリーソロのチャレンジ前の恋人との会話のシーンが感慨深かった
ドキュメントには剥き出しのエネルギーを感じる
5位
『メランコリック』
去年、話題になった映画ですね
低予算や有名人が出ていなくて小さい劇場から口コミでどんどん広がっていく映画って
夢があってワクワクします
バカみたいな、くだらない邦画を蹴散らせてほしいと思ってしまう
本当に面白い映画が正当に評価される世の中であってほしいです
ひいき目なしに面白かったです。次回作にも期待が膨らむ
4位
1841年にワシントンD.C.で誘拐され奴隷として売られた自由黒人ソロモン・ノーサップによる奴隷体験記
この物語が実話だと思って観ていると心が痛くて苦しかった
このような社会問題や倫理観を問う映画は定期的に作ってほしい
昔の過ちを風化させずに人類を明るい未来へと誘うことも
映画の役割なのかなと思います
3位
『凶悪』
この映画を初めて見たときは度肝を抜かれた
リリーフランキーさんとピエール瀧さんのリアルな演技に度肝を抜かれた
人間がする行為じゃない。こんな事件が本当にあったのか。信じられない。
目を背けたくなる凶悪なシーンの連続で
この映画で白石和彌監督を知り日本映画界に光が射した瞬間を目撃した
2位
『ソナチネ』
北野武作品は初期に作られたものが好きです
人間の怖さや切なさが入り乱れ
根本に哀愁を感じる世界観は
何回も観てる映画だけど今回が一番良いと思った
またこういう映画を撮ってほしいです
1位
おそらく『ベスト映画総選挙』みたいなのがあったら
多くの人に知られ愛されてるこの映画がトップになるかもしれませんね
(ジブリ映画も強そう)
テレビ放送で観ましたが、やはりこの映画は金曜ロードショーで観るのが好きです
ツイッターで《お子さんと観た》というツイートを見てホッコリとした
自分も小さい頃に家族で観た覚えがあります
良い映画は親から子へと受け継がれていきますね
素敵な映画連鎖です
6月も素晴らしい映画に救われました
感謝の気持ちでいっぱいです
いや〜映画って本当に素晴らしいですね。
明日が皆さんにとって健やかな日でありますように。
【後記】
7月配信のNetflixのラインアップは凄いです。
それではまたCiao!