九州旅行記②
今回の九州旅行は行きたい場所がありすぎて
限りある時間の中で予定を組むのが大変でした
熊本のホテルで早起き。
普段は苦手な早起きも旅の途中は気分良く起きられる
ぼーっとしながらテレビを付ける
地元のローカル番組やテレビCMを見るのが
地域性を感じられて割と好きです
レンタカーを借りて行ってみたかった場所へGO
『霊巌洞』
自分は昔から宮本武蔵が好きでなんです
剣に勤しむ孤独な姿が堪らなくカッコよく感じる
寡黙な一匹オオカミは憧れます
(野球のイチローさんも大好きで現代の宮本武蔵だと感じてます)
『五輪書』
旅行の直前に読んだので感慨深いものを感じる
『巌流島』で佐々木小次郎と闘ったときの
《木刀と刀》
かなり太くて長いんですね。
静かな『念』を感じました
『霊巌洞』は凄い山奥の場所にあるんですね
もともとはお釈迦さんの弟子たちが修行で
使っていた場所みたいですね
狂気的にも感じてしまった
そして歩き進めるとそこには…
憧れの聖地
息を引き取った場所。
どんな気持ちで晩年を過ごしていたのだろうか
そして自分の最期のことも考えてしまった
玲瓏とした空気の流れで心地良かった
本当に来てよかったです
ご興味ある方は是非とも行って感じてみてほしいです
熊本に戻りご飯。
名物の『あか牛』を胃袋へイン。
見ただけで美味しさが伝わりますよね
そして観光。
路面電車がある街ってなんか好きです
『熊本城』
復旧工事中で瓦礫の残骸を見て
かなり大きな地震だったんだと感じた
威厳があり立派に佇んでました
新幹線で北へ
車中から有明海が顔を出す。
旅をしてるんだなと改めて実感した
乗り換えの関係もあり『佐賀県』へ
ここは時間の進み方がゆっくりとしていて
素敵な風が流れてました
そして『長崎』に到着。
修学旅行以来の長崎は
わりと賑わってました
『レモンステーキ』
各所の名物は外せませんね
さっぱりしてて美味しかったです
路面電車に乗って
移動。
『長崎原爆資料館』
悲惨な歴史が展示されていた
終戦から75年。
長崎原爆投下の前日
殉難者を弔う人の姿。
戦争に正義なんてない
日本もアメリカもどちらも愚かだったと思う
過去の歴史から学まなければならない
しかし本当に原爆を落とす必要性があったのか
怒りと悲しみに襲われた
これが人間が人間にする行為なのだろうか
信じがたい事実
人間が作り出した原爆なのだから
人間の手で無くす事はできると思う
平和。平和。平和。平和。平和。
世界中で誰もが望むこと
しかし何故かなくならないこと
人類が考えなければならない永遠のテーマ
とてもいい体験になりました
夜は長崎の繁華街を散歩
歴史を感じる路地などがあり興味深かった
評判の良かったチャンポン屋さんへ
芸能人のサインがズラリと並んでいました
とくに福山雅治さんは何度も訪れているお店みたいです
美味しくいただきました。
旅の2日目も充実した時間を過ごせました
そして3日目は波乱の悲劇からのスタートとなってしまいました
その続きはまた明日。
【後記】
学生の頃は歴史とは距離があったけど大人になると距離が縮むものですね
明日が皆さんにとって健やかな日でありますように。
それではまたCiao!
九州旅行記①
自分は出不精で面倒くさがり屋なのに
《好奇心は強い》というややこしい性格です
こんな自分の性格に自分自身が振り回されながら日々を生きてます
もう慣れましたが、やはりそんな自分が面倒くさくもあります
好奇心が反応する瞬間や
好奇心を満たす瞬間が堪らなく好きなんです
だから本を読んだり映画を観たりしているんだと思う
しかし本や映画は擬似体験という
頭の中での好奇心を満たす行為でもある
教養や知識など頭の中が
大きく膨らむ行為は素晴らしいことだと思うけど
その教養や知識などがいくらあっても
実際に行動に移さないと宝の持ち腐れになってしまうと感じる
自分は人生に対して
『知恵と想像力と行動力』
が大切だと思って生きている
それらのバランスが人生を豊かにする思う
とくに『行動』からは得られるものが大きい
その行動の中で1番、好奇心が満たされる行為は
『旅』だと思う
それだけ旅には人生に大切なモノが詰まっていると思う
去年の夏は『秋田〜青森〜函館』へ行ってきた
旅の詳細はこちらです
https://ken03120.hateblo.jp/entry/2019/08/06/162321
今年はギリギリまで四国と迷いましたが
九州へ行くことにしました
それでは九州旅行記です
空港のロビーでこれから自分が乗る鉄のカマタリを
眺めてる時間は希望に満ち溢れていて大好きです
離陸
窓から空を眺めるのも好きです
東京から約110分で鹿児島空港に到着
人生はじめての鹿児島で心も踊る
すぐに鹿児島ラーメンをイン。
黒豚のチャーシューが美味しかったです
レンタカーを借りて絶対に行ってみたかった場所へGO
『知覧特攻平和会館』
特攻という作戦で飛行していた場所
近くで見るとオモチャのような飛行機に見えた
沖縄までの片道の燃料と爆弾を積んで突撃していたみたいです
17歳〜25歳くらいまでの未来ある若い子が
国のために死を遂げる決意はどんな心境だったのだろうか
『三角兵舎』
特攻隊員が寝泊まりしていた場所
ここで仲間たちとどんな話をして日々を過ごしていたのだろうか
当時の生々しい展示品ばかりで、とても想像が膨らみ
知覧特攻平和会館へは本当に行ってよかったです
アクセスは悪いですが鹿児島へ行く予定のある人は是非、体感してみてほしいです
定番のさつま揚げ。
美味しかった
『仙巌園』
各地の庭園を散策するのも好きです
凛としていて心が洗われました
冷やしサツマイモ
蜜を入れているのではないかと思うほど甘かった
美味しかったです
雨が降ってましたが急に天気が良くなり
桜島が顔を出してくれた
そして絶対に会ってみたかった人のもとへ移動。
どん!
どん!どん!
どん!どん!どん!
どん!どん!どん!どん!
西郷どーーーーーーん!!!!!!
わりと街の中にどーんといるんですね
上野の西郷どんと比べると『どん感』を強く感じました
ちなみに上野の西郷どん。
犬を連れてるからか上野の方が
『マイルドどん』ですね
自販機どん。
空き缶をどん。
どんさんに会えて良かったです。
鹿児島の駅周辺を散策してみた
今回の旅で1番驚いたのが鹿児島の人たちの人柄でした
お店の人は親切で優しくて街はキレイで
しゃべる声やお店から流れる音の音量が静かで好感が持てた
鹿児島の人に比べると東京は人は下品ですね…
恥ずかしいです。
鹿児島の人とは仲良くなれそうな気がしました
そしてメインディッシュの
『黒豚しゃぶしゃぶ』
評判の良いお店へ予約して行きました
『ありがとう!』
ひと口食べた瞬間にこんな言葉が出てきた
『黒豚とんかつ』
お肉が甘くとろけました
美味しかったぁ🎶
そして新幹線で熊本へ移動
くまモンがお出迎え
実はくまモンとは誕生日が同じなんです
(超どうでもいい情報ですね)
路面電車に乗って繁華街へ
夜の街を歩くのはワクワクします
危険そうなエリアを散策するのも刺激的で好きです
コロナ渦の影響なのか人は少なかったですが
なんとなくですが熊本の雰囲気を感じられました
満腹のお腹に熊本ラーメンを詰め込んで
ホテルで爆睡しました
素晴らしいスタートの九州旅行になりました
続きはまた明日。
【後記】
疲れた体でホテルのベッドにダイブする瞬間は至福のひとときです
明日が皆さんにとって健やかな日でありますように
それではまたCiao!
7月 自宅鑑賞映画ベスト10
梅雨が明けましたね
久しぶりに青い空が顔を出して気分も上がります
夏の暑い時期に部屋でクーラーを効かせながら
涼しい中で観る映画は贅沢なものです
7月は24本の映画を自宅で鑑賞しました
その中から独断と偏見でランキングにしました
それではどうぞ!
10位
『タクシーの運転手 約束は海を越えて』
このタイトル&このジャケットポスターで
観る気が失われてましたが観てみると
グングン引き込まれてしまった。素敵な物語。
ソン・ガンホの役者としての幅の広さに脱帽!
9位
『Red』
母親といえども1人の女性。
自分らしい人生の生き方を選択するラストシーンは賛否あると思いますが好きでした
妻夫木聡さんは男の色気が出てきましたね
ジェフ・バックリィの『hallelujah』大好きな曲。
自分が死を迎える前に聴きたい曲です♪
8位
『ゲーム』
何度も観てきた映画ですが初めて観たときの衝撃には驚いた
久しぶりに観ましたがオチがわかっていても楽しめた
とにかく脚本が素晴らしく面白いです!
デヴィッド・フィンチャー監督の作品は初期の頃が好きです。
7位
ジョニー・デップ『怖!!』
ジョニー・デップの威圧感『圧!!』
青年期の頃にこの役のジョニー・デップのような
地域を牛耳ってる恐ろしい先輩を思い出した
そんな人がいると逆に地域は平和だったりしてました
実話を基にした映画はそれだけで惹かれてしまう
6位
『シング・ストリート未来へのうた』
自分も学生の頃にバンドを組んでいたので親近感が湧いてしまった
嫌な奴とは敵対するのではなく
『仲間に入れてしまえばいい』という教訓を学んだ
好きなことに没頭するって素晴らしいですね
この映画が好きな人はブレディみかこさんの小説
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』をオススメします
5位
苦しくて辛くなり心が痛くなる。
それでも観たくなる映画ってありますよね
自分はミュージカル映画は苦手なジャンルですが
この映画はそのミュージカルが効果的に使われていて好きでした
観た後のどんよりと落ち込んでしまう映画もいいものです。
4位
『ヘレディタリー継承』
中毒性。依存性があり麻薬のような映画。
やっぱりこの映画が持つエネルギーには爆発的なものを感じる
細かなシーンの発見もあり2回目、3回目以降の方が楽しめる
おそらく死ぬまで年1回のペースでは観るとは思います
今いちばん次回作を期待するアリ・アスター監督には希望を感じる
3位
白人至上主義者があるきっかけを境に更生する実話
環境や人との出会いは大切で
それによって人は善人にも悪人にもなり得る
『ファイト・クラブ』のエドワード・ノートンもいいけど
この映画でも圧巻の存在感を発揮していて大好きです
誰かと語り合いたくなる映画です
2位
『ジョジョ・ラビット』
素晴らしい脚本。素晴らしい演出。素晴らしい役者。
素晴らしく良い映画です!!!!
この映画の登場人物が好き過ぎる!
良い映画って見終わった後も頭の中で登場人物たちが動いていて生きてますよね!
暫定、2020年のベスト映画です
1位
今までにおそらく数千本の映画を観てきましたが
オールタイムベスト10に入る映画です
完璧です。映画に求める要素がすべて詰まっていて
完璧に自分好みの完璧なまでに完璧な映画です!
説明不要!観て体感してほしいです!
最高の映画でした♡
7月も素晴らしい映画に救われました
いや〜映画って本当に素晴らしいですね。
映画との偶然の出会いに必然性を感じてしまいます
それでは
明日が皆さんにとって健やかな日でありますように。
【後記】
最近、部屋をホームシアター的な環境にしたいとなぁ〜と夢見たいな事を空想してます
それではまたCiao!
『いざ神保町へ!』
約190店もの本屋が集まる世界最大級の
「本の街」
東京に住んでいるのに行ったことなかった街です
本好きにとっては天国のような街ですね
神保町の交差点
あいにくの雨でしたが多くの本屋さんが
その憂鬱を吹き飛ばしてくれた
初めて歩く街はワクワクしてしまう
いかにもベテラン読書家が入りそうなお店が並ぶ
古書を眺めてると歴史を感じられ感慨深い気持ちになる
片っ端からお店に入っては出てを繰り返す
映画関連のお店もあるんですね
ポスターやパンフレットやチラシなど
時代を感じる事ができた
古本屋だけでなく大型書店へ
『三省堂書店』へGO
でかい本屋さんはそれだけでテンションが上がる
入り口には村上春樹さんの新刊ポスターのオンパレード
ホストクラブのシャンパンタワーのように
村上春樹さんの新刊が積み上げられてた
やはり人気のある作家さんですね
新刊が発売されて、これだけ話題性のある作家さんは
他にはいないのかなと感心してしまった
しかしこれだけ人気があるのに自分のツイッターのタイムラインには
あまり流れてこない不思議な現象を感じてもいる
《村上春樹が好き》って言うのは、もしかしたら恥ずかしいのかな?
花より団子。本よりカレー。
そう神保町といえばカレー。
以前から行ってみたかったカレー屋さんへ
もはやカレーは国民的なポピュラーな食べ物
今まで不味いカレーって食べたことがない
カレーが嫌いって人にも会ったことがない
しかし自分は100点のカレーにも出会ったことがない
ちなみに過去を振り返って1番美味しかったカレーは
小学校の給食に出てきたカレーライスです
そのカレーライスの記憶を更新するべく
100点のカレーを求めて有名店へ
名店のボンディ。名前だけは聞いたことがありました
到着するとお店の外まで行列ができていた
並ぶのは苦手だがせっかく来たので最後列に。
並んでるときに後ろの人の距離感が近いとイラッとする
早く食べたいからなのか、ビックリするぐらい詰めてくるオッサンにイラッとしてしまった
あれはなんなんですかね!
声のでかい奴と距離感が近い奴が大嫌い!
心の中で何度もバックドロップをしてやりました
そんな殺意を感じながら入店。
そして。
ドン!!
口の中へイン。
………おぉ〜〜…あぁ〜〜。うぉぉぉ!!!
食べた瞬間に幸せに包み込まれる
なんなんだ?この多幸感は?
アニメのように星がたくさん頭上に浮かんできた✨
美味しい。
美味しすぎる。
今までに食べてきたカレーってなんだったのか
厨房に乗り込んでいってシェフにバックドロップしてやりたいほど美味しいかった
見事に100点のカレーに出会えてました
ウソみたいに美味しかったです
また来ますと心の中で呟いてお店を出る
神保町にはブックカフェや喫茶店がたくさん並ぶ
喫茶店好きの自分にとってはテンションも上がる
調べたら遠藤周作が足繁く通った純喫茶があるとの情報をゲット
そして到着。
純喫茶の外観って芸術的だと思うな
店内は木の温もりで包まれ
タンゴが流れていました♪
喫茶店にしては珍しい選曲で嬉しくなる
喫茶店の店内に流れる選曲とボリュームは意外と大事という持論を持っています
しかもこのお店はレコードで曲を流していた
レコードの温もりのある音質っていいですね♪
喫茶店とも相性抜群!
遠藤周作感はなかったですが
とても雰囲気のいい喫茶店でした
帰りに夜ご飯のお土産に天丼屋さんへ
お店みたいです
どっかに乱歩さんがいるみたいです
天丼弁当を買って帰りました
家に帰って美味しく食べました
神保町への旅は有意義なものとなりました
また一つ素敵な経験ができた
ありがとうございました。
明日が皆さんにとって健やかな日でありますように。
【後記】
カレーを食べるときにライスとルーの配置を左右どちらにして食べてたっけ?といつも迷う。
それではまたCiao!
『SOMPO美術館』
テレビを見ていたら鮮やかな黄色が飛び込んできた
見たことのある黄色い花。
有名なゴッホの絵。
あれ?この間、コレ美術館で観たぞ?
どうゆう事だ?
なので自分の知る限りいちばん物知りな
Googleおじさんにこの疑問を尋ねてみた
博識なGoogleおじさんによると
ゴッホの『ひまわり』は世界に6点が現存していてるらしい
先日に行った上野にある『ロンドンナショナルギャラリー展』を含めて
現在その2点が東京にあるとGoo爺さんが教えてくれた
ナイスGoo爺!
これは行かなくてはと心が踊り
週末に行ってきました
『新宿西口』
昔の話ですが新宿西口にはBOOTLEGといって
違法の海賊版の輸入CDが売っていた
当時の自分は洋楽バンドに夢中になっていたので
未発売の好きなバンドのライブ版のアルバムなどを
友達と一緒に買いに行ってはしゃいでいた
昔は映画やCDなど違法なものをオッサン達が
堂々とその辺の道端で売っていましたね
映画『スカーフェイス』のビデオを買って字幕が中国語で泣きそうになる事もありました。
苦い良き思い出です
(ダメだけど良い時代でした)
話が逸れましたね
ゴッホの『ひまわり』ですね
西新宿は高いビルで溢れていて
それを見上げてるだけでテンションも上がる
高い高いビルのオフィス街の真ん中を歩いて進む
そして
ドン!
『SOMPO美術館』に到着。
入り口の外にはレプリカ。
高層ビルの中に異彩を放つ、ひまわりの絵。
これだけでも見る価値ありだと思います
入場してすぐに沢山のひまわり達がお出迎え。
美術館へ入る瞬間ってドキドキして好きです
非日常の特別感を感じる事ができて好きです
美術館内の静かで冷たい空気感も好きです
GO TO SOMPO美術館。
撮影可能だった作品です
(ゴーギャン?ゴーガン?まぁどっちでもいいか…)
(左)帽子の娘 (右)浴女
(ルノワ〜ル♪って感じでした)
ピカソの作品も2点あって心踊った
やっぱり熱量と遊び心のある
ピカソの絵は魅力的で心に響きました
そしてメインの『ひまわり』は圧巻でした
見入ってしまった。
ゴッホの壮絶な生涯を考えると一枚の絵が
一本の映画のような感覚を覚えてしまった
圧倒的なエネルギーを感じた
ポストカードをゲット
先日に行ったロンドンナショナルギャラリーの『ひまわり』と比較
左)ロンドンナショナルギャラリー
(右)SOMPO美術館
こうやって比べると違いますね
その違いを感じるのも楽しいです
充実した時間を過ごせました
ご興味ある方は是非!
そして
せっかく新宿に来たので腹ごしらえ
Googleのジジイが教えてくれた有名なラーメン屋へ
見ただけで美味しい。箸に持っただけで美味しい。
食べたらもちろん美味しいラーメンでした。
そして行ってみたかった場所へ
昼過ぎだったので閑散としてましたが
こうゆう昭和感の溢れるお店や路地は好きだなぁ
昔はこのゴールデン街が最先端だった時代があるんですよね
歴史が詰まった古き良き昭和の地域や建物は
未来へ残すべき財産だと思いました
そしてこちらへも行ってきました
ディズニーランドよりもテンションの上がる
モンスター書店(ランド)
新宿『紀伊國屋書店』
大好きだぁ〜
ずっーと居られる。
入場料を払ってもいいと思える至福の場所。
ここへ来ると世の中にこんなに本があって
こんなにも読書好きな人がいるんだなぁと
思ってニヤリと顔が緩んでしまう
紙やインクの香りに囲まれ本を見て歩くのは
最後に幸福な瞬間でした
先日の芥川賞の発表もあり
お目当ての遠野遥さんの芥川賞受賞作品を購入。
買った後に帰り道の電車内で我慢できずに
想定を眺めたくなり眺める。あぁ〜幸せだ!
うん?……あれ?何かが違う。
漢字2文字のタイトルという事に頭がいっぱいで
『破局』を買うつもりが『改良』を買ってしまった
なんという凡ミスのお茶目っぷりを露呈。
ちゃんと見ずに買った自分が100%悪いですが
本屋さんのポップに『芥川賞!』的なことが
デカデカと表記してたので凡ミスを犯してしまった
たまにこんな間違いをしてしまいますが
そんな間違えて買ってしまった本が最高に良かった経験も多々あるので
この凡ミスも割と楽しんだりもしてます🎶
一冊の本との出会いは一期一会で奇跡のようですね。
そんな『ぶらり新宿の旅』でした
明日が皆さんにとって健やかな日でありますように。
【後記】
SOMPO美術館のトイレに行ったときに
スマホの置き忘れがあった
なんかやけに嬉しくなった
高揚感を胸に受付の女性にスマホを渡して美術館を後にした
太陽の塔は持ち主のもとに戻ったのかな?
それではまたCiao!
6月 自宅鑑賞映画ベスト10
6月は映画館での新作映画の公開も再開して
映画館の有り難みを感じたりして
映画への愛を再確認した人は多いと思う
面白そうな新作映画が盛りだくさんの
7月以降も映画館へ行くのが楽しみで仕方がない
もちろん自宅での鑑賞も楽しいし
観たい映画が多すぎて嬉しい悩みです
6月は25本の映画を自宅で鑑賞しました
その中で独断と偏見でベスト10にランキングしました
それではどうぞ!
10位
ペドロ・アルモドバル監督の
『ペイン・アンド・グローリー』が
劇場公開するという事もあり
過去作のこの映画を視聴。
淡々としているのに熱量があり
あまり説明的ではない所が好きな監督さんです
愛なのか罪なのか?倫理観を問う物語
大人の色香漂うラブストーリーでした
9位
『ブラック・スワン』
久しぶりに再鑑賞しましたが
『こんなに良かったっけ?』と思うほど
素晴らしい映画だった
ストーリーも演出もリアルで狂気的で見入ってしまった
ナタリー・ポートマンの覚醒っぷりは震えました
『レオン』の小さい頃から現在までの成長を感じられるのも映画の面白いところです。
8位
『ドッグマン』
自分は映画に出てくる
『ひ弱で冴えないオッサン』が好きです
《冴えなさ》《滑稽さ》《みっともなさ》
これらがあればあるオッサンほど
そのオッサンが好きで好きで堪らなくなる
弱々しくパッとしない物悲しげな姿に《哀愁》を感じてしまうからだ
この映画の主人公のオッサンの哀愁はずっと観てられる悲しい哀愁感ある映画です
(でも自分はこんなオッサンにはなりたくないです)
7位
『(500)日のサマー』
恋愛に不器用な青年が一目惚して
徐々に相手との距離を縮めていくラブストーリー
誰でも楽しめる素敵な映画だと思います
ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは
それぞれの価値観に委ねらる終わり方も好きでした
流れる音楽にもテンションが上がる
6位
『フリーソロ』
ロープや安全装置を一切使わずに山や絶壁を登る
「フリーソロ」と呼ばれるクライミングの
凄い!凄い!凄い!
命を賭けまで何故こんな事をするのか?
理解の範疇を超えた無謀なチャレンジをする人間には惹かれてしまう
フリーソロのチャレンジ前の恋人との会話のシーンが感慨深かった
ドキュメントには剥き出しのエネルギーを感じる
5位
『メランコリック』
去年、話題になった映画ですね
低予算や有名人が出ていなくて小さい劇場から口コミでどんどん広がっていく映画って
夢があってワクワクします
バカみたいな、くだらない邦画を蹴散らせてほしいと思ってしまう
本当に面白い映画が正当に評価される世の中であってほしいです
ひいき目なしに面白かったです。次回作にも期待が膨らむ
4位
1841年にワシントンD.C.で誘拐され奴隷として売られた自由黒人ソロモン・ノーサップによる奴隷体験記
この物語が実話だと思って観ていると心が痛くて苦しかった
このような社会問題や倫理観を問う映画は定期的に作ってほしい
昔の過ちを風化させずに人類を明るい未来へと誘うことも
映画の役割なのかなと思います
3位
『凶悪』
この映画を初めて見たときは度肝を抜かれた
リリーフランキーさんとピエール瀧さんのリアルな演技に度肝を抜かれた
人間がする行為じゃない。こんな事件が本当にあったのか。信じられない。
目を背けたくなる凶悪なシーンの連続で
この映画で白石和彌監督を知り日本映画界に光が射した瞬間を目撃した
2位
『ソナチネ』
北野武作品は初期に作られたものが好きです
人間の怖さや切なさが入り乱れ
根本に哀愁を感じる世界観は
何回も観てる映画だけど今回が一番良いと思った
またこういう映画を撮ってほしいです
1位
おそらく『ベスト映画総選挙』みたいなのがあったら
多くの人に知られ愛されてるこの映画がトップになるかもしれませんね
(ジブリ映画も強そう)
テレビ放送で観ましたが、やはりこの映画は金曜ロードショーで観るのが好きです
ツイッターで《お子さんと観た》というツイートを見てホッコリとした
自分も小さい頃に家族で観た覚えがあります
良い映画は親から子へと受け継がれていきますね
素敵な映画連鎖です
6月も素晴らしい映画に救われました
感謝の気持ちでいっぱいです
いや〜映画って本当に素晴らしいですね。
明日が皆さんにとって健やかな日でありますように。
【後記】
7月配信のNetflixのラインアップは凄いです。
それではまたCiao!
憧れのBARルパン
皆さん。この有名な写真はご存知ですか?
好きな人なら一目瞭然ですね
あるBARでの太宰治の有名な写真です
いつか行きたいと思っていた聖地。
このBARはまだ営業しているという情報は知っていました
しかしお酒をあまり飲めない自分にとってBARは入りづらい場所であり
銀座という立地にハードルの高さを感じて行く機会が遠のいていた
『いつかやりたい』
『いつか行きたい』
このように願望を持つのは良いことだけど
願望を願望で終わらせてしまうのは残念なこと
また願望を願望で終わらせてしまう《癖》をつけてしまうのはとても危険なことだと思う
その『いつか』なんて大概、訪れない
『実行&実現』をして初めて、その願望が輝くと思う
インターネットの普及で多くの情報が得られる便利な時代
《行った気になれる》ことが容易にできる便利な時代
《実際に行く》のと《行った気になる》
のとでは月とスッポンの違いがある
その積み重ねで人間としての《器》に雲泥の差が生じてくると思う
『ローマは1日にしてならず』
これは《人間》にも言えることだと思う
なので便利な時代だからこそ足を使って
五感で体感する事に価値が出てくる
そんな事を自分に言い聞かせて
『いつか行きたい』を実行して
『いつかやりたい』を実現させるべく
『太宰治』『銀座』『BAR』
かなり高いハードルだが願望を願望で終わらせてしまわない為に実行に移してきた
銀座の街は『気品』で溢れていた
自分の生活圏内では感じる事のない『気品』
その『気品』が体内の心拍数に拍車をかける
ドキドキしている。
憧れの聖地までの道のりにドキドキしている。
やはり未知の場所へ行くのは怖いもので
色々とネガティブことも想像をしてしまう
・BARのお店の人が無愛想な人だったらどうしよう…
・BARには常連さんしかいなくて初めての人に対して冷ややかな目をされたらどうしよう…
・BARのマスターが太宰治ファンに客に対して嫌悪感を持っていたらどうしよう…
などなど悪い想像をしたら無限に出てくる
しかし行くと決意したので足を進める
そんな事を考えて歩いていたら
あっという間に到着してしまった
そう《到着してしまった》という言葉がしっくりくるほど
目的地がもっと遠くにあって欲しいと思った
そしてあの看板が目に飛び込む
憧れの『BARルパン』
着いた。コレか!
あれだけ行きたいと願っていたのに
不安と恐怖で足がすくむ。
一歩一歩近づくにつれ心拍数が上がる
怖い。行きたい。
逃げたい。けど行きたい。
脳内自己矛盾…
そして目の前に到着。
………。
こんなに威圧感のある扉を見たのは生まれて初めてだった
勇気を振り絞り右手をドアのノブへ。
冷たく、重い。
こんなに重い扉を開けたのは初めてだった。
ノブを回す。
冷たく重い扉を開ける。
地下へと続く階段。
地下室の匂いが鼻をつく
『引き返すなら今だぞ!』と弱い自分が自分にささやく。
悪魔のささやきを無視して階段を降りる
いくら静かに歩いても足音が大きく響いてしまう
ドキドキする。
この有名な写真がさらに心拍数を加速させる
ドキドキしている。
そして…
聖地に到着。
……。
……。
感無量…。
お店の人はとても親切な人で『初めて来きました』と伝えてると
太宰治が座っていた、あの写真の席へ座らせてもらえた
安堵。安堵。安堵。
今までの緊張感が解放されて
その緊張感が幸福感へと変わり
心から笑顔が出てしまった
幸せだぁ〜
『感慨深い』という言葉がしっくりくる幸福感。
店内をくまなく見回し幸福感を増加させる
大好き文豪お2人の素敵な写真。
メニュー表をみたら
『坂口安吾が好んで飲んでいたお酒』という一文があったので注文することにした
『ゴールデンフィズください』
今まで生きてきて『ゴールデンフィズ』という言葉を初めて発したと思う
ゴールデンフィズがどんなお酒かもわからないけど
とにかくゴールデンフィズを注文した
※我ながらなかなか上手に『ゴールデンフィズください』と言えたと思う
(皆さんにも聞かせてあげたい程のナチュラルなゴールデンフィズください。でしたよ)
とにかく人生初のゴールデンフィズの味は
ゴールデンなフィズって感じのお酒でした
お店の人の許可を得て写真を撮らせてもらったが
たぶん手が震えていて上手く撮れなかった
テーブルも椅子も壁も写真で見たままだった
その場所に自分が座っている事に
再び感慨深い気持ちになって
ゴールデンなフィズをすする。
この写真ですね。
ちなみにこの有名な写真の背中を向けて座っているのが坂口安吾みたいですよ
なんと岡本太郎さんも来てたみたいです
なんか縁を感じてしまった
BARルパンへの聖地巡礼の旅
とても素敵な体験でした
波乱万丈で本当に幸せな時間だった
さよならルパン。ありがとうルパン。
この日のことは一生忘れないと思います
帰ろと思って電車に乗ったら
無性に温泉に浸かりたくなり
急遽予定変更。
鶴巻温泉。気持ちよかった〜♨︎
こういう思いつきの衝動に身を任せ行動するのは大好きです
【後記】
マッチとパンフレットを頂きました。
一生の宝物にします。
明日が皆さんにとって健やかな日でありますように。
それではまたCiao!